第8話 強くなるために -プリネラ-
マコト様と離れ森を抜けると大きな街が見える。デュトブロスの首都ズァンリ。最初はそこにいるキーカさんの元に向かおうかと思ったけれど、それは止めた。
キーカさんの技は剣術であり、私の使う隠密術とは全く異なるものだから。
私はズァンリを避けて北東へと向かう。
昔ズァンリに来た時も暫くこの辺りで留まって行動していた。その時に出会った人の元を目指して地面を蹴る。
ズァンリの北東には大峡谷イスノルブがある。龍脈山から伸びる峡谷で底が見えない程に深い。この峡谷を横断する様に太い木の根が幾多も張り巡らされている。
その構造上飛行型のモンスターが好んで巣を作る場所で、危険な区域として人は寄り付かない。
しかし、知る人は少ないが、この大峡谷の底にはある人が住んでいる。
ヌロト。それがその人の名前。
ヌロトは世界屈指のアサシンとして知られる人の一人でありながらどこにも属さず傭兵の様な生活をしている。
その素顔は誰も知らず、悪鬼として知られるヌロトを模した仮面を常に被っていることからそう呼ばれるようになったらしい。
なんで私がその人の居場所を知っているかと言うと、昔この街に来た時に仲良くなったから。
数年前、この街に滞在していた時の事だった。マコト様が武器の作成に使うある素材を探していて出会った。
私一人でマコト様が必要とする素材のうちの一つを探しに龍脈山手前の森に入り、その素材を持ったモンスターを探していると、全く違うモンスターに襲われた。
そいつの名前はドランクフロッグ。1メートルはあるでっかい
白い体に緑色の斑点を持ち、口から強力なアルコールを吹き出しそれを爆発させることによって攻撃する。長い舌も厄介だけど、群れると更に厄介。
ただ防御力はそれ程高くないのでランクはCのモンスター。
兄様と姉様に鍛えられてきたし闇魔法も駆使すればそれ程難しい相手でもないのでさっさと片付ける。全部で五匹は倒せた。
このモンスターは酒の材料にもなるし身も美味しいから食用として重宝されている、出来る限りは持って帰りたい所だけど全部は流石に無理だなぁ。と思っていると真後ろから声が聞こえる。
「おぉ。こりゃ美味そうだな。」
背筋がゾクリとした。
兄様以外の人にここまで接近されるまで気配すら感じられない人がいるとは思わなかった。
即座に飛んで距離を取り黒椿を構える。
オーガに似たヌロトの仮面を被り全身黒ずくめ。
なんとも怪しい相手、しかもかなり強い。私は冷や汗が止まらなかった。
もしここでこの人と戦闘したら間違いなく私が死ぬと感じたから。
でもそんな事にはならなかった。
「お、おぉ。すまん。接近し過ぎたな…」
「……」
「別に何かしようってんじゃないからそんな危ない物はしまってくれないか?」
「…」
少し間を置いて黒髪を鞘に戻す。もちろん警戒は解かないけれど、ここで戦闘になって死にたくは無かった。
「いやー。それにしても大漁だな!羨ましい!」
「……ドランクフロッグのこと?」
「おぉ!こいつらってあまり見かけないからよ!
それが五匹もいるってなると羨ましいだろ!」
「……欲しければ何匹かあげる。」
「本当か?!」
「…うん。全部は持って帰れないから。」
「良いのか?!くぁー!こいつはラッキーだな!」
「一人で食べるの?」
「いやいや!食うのも悪くは無いがこいつは酒にするんだ!こいつで作った酒は美味いからなぁ!」
「飲んだくれ?」
「え?………ぶははは!ちげぇねぇな!」
腹を抱えて笑うその人は微塵も私を警戒していなかった。
「お前面白い奴だな!酒作ったら飲みに来いよ!」
「??」
「俺はヌロトって呼ばれてる。イスノルブ大峡谷の下に住んでるから来いよ!」
「あそこの下に?」
「一応アサシンとして傭兵みたいな事しててな。そんな仕事の話はどうでもいいからよ!なっ?!」
「……分かった。また行く。」
「ぶははは!よーし!そんじゃ有難く貰ってく!」
そう言って軽々とドランクフロッグを持ち上げて去って行くヌロト。
その時の約束通り時を見て私は大峡谷に向かった。
峡谷の淵へと辿り着き、下を見ると太い木の根が幾つも横断していてその所々に飛行型モンスターのものと思われる巣が見える。
中にはワイバーンの巣らしきものも見える。ワイバーンを一人で討伐するのは難しいし、他のモンスターにも見つからない様にしないとこの足場の悪い場所では不利過ぎる。
私は慎重に辺りを確認しながら下へと根を伝って降りていく。根を幾つか降りた所で上からの光がほとんど届かなくなり周辺の様子がほとんど分からなくなる。
それでもまだまだ底へは辿り着けそうに無い。
横断している木の根も少し湿っていて滑りやすくなっている。
これ以上は難しいと思っていると下からヌロトが上がってくる所が見えた。
「おぉ!来たか!誰かの気配がしたから上がってきたが丁度よかったな!」
この一番下。底から私の気配を察知した?
そんな事が出来るのだろうか…しかもこの人足音が一切しない…
ヌロトに着いて下まで降りると
僅かな光が、
「よーし!入れ入れ!」
中に入ると酒の匂いが充満し、いるだけで酔いそう。
「ぶははは!まさか本当にここまで降りてこられる奴がいたとはなぁ!」
「え?」
「普通はこんな所まで降りてこられる奴はいないんだよ!俺に着いて来たとしてもな!
ドランクフロッグを五匹相手にして無傷で仕留めてたからお前ならなんとか降りてこられるかと思ってたがやっぱり降りられたな!」
「試したの?」
「まぁそう怒るな!酒を振る舞いたかったのは本当なんだから!」
そう言ってヌロトはマントと仮面を外した。ボサボサの黒髪に黒い瞳。無精髭を生やした人種の男。それがヌロトの正体だった。
ヌロトの話はなんとなく聞いていたから素顔を晒した事に正直驚いた。
「顔…良いの?」
「友達と酒を飲むのに仮面はいらんだろ!」
「……そっか。」
そうしてヌロトと酒を酌み交わし私とヌロトは友達となった。
「また来いよー!」
翌日ヌロトに送ってもらい外へと出た私はマコト様の元へと戻った。
これが私とヌロトとの出会い。
つまり私はこの世界で唯一ヌロトの素顔を知る存在。という事になる。
そんなヌロトの元へと向かう理由は一つだけ。
彼からアサシンとしての技術を学ぶ事。
数年振りに訪れたイスノルブ大峡谷は昔のまま何も変わっていなかった。
私は昔と同じ様に下へと向かって降りていく。周辺が暗くなるが構わず降りる。
そして全体の八割程降りた所で昔と同じ様にヌロトが上がってきた。
「お前…プリネラか?!」
「ヌロト!久しぶり!」
「ぶははは!こりゃ嬉しい再会だな!」
一段下の木の根から声を発するヌロトも昔と変わらない姿。
「昔より気配を隠すの上手くなりやがって!」
「私も遊んでたわけじゃないから。」
「ぶははは!言いやがる!とりあえず酒飲むぞ!」
「相変わらずの飲んだくれジジイ。」
「ぶははは!うるせぇ!来い!」
私はヌロトに着いて下へと降りる。
そして何も変わっていない荒屋の中に入ると直ぐにヌロトが酒を持ってくる。仮面は外している。
再会を祝う酒を酌み交わした所でヌロトが口を開く。
「そんで?どうしたんだ?」
「実は頼み事があってきた。」
「頼み事?」
「私にアサシンとしての技術を学ばせて欲しい。」
「……ほぉ?こんな飲んだくれジジイに教えを乞うのか?」
「ヌロトの強さは分かってる。」
「……ふむ。」
無精髭を触りながら考えるヌロト。
「まぁ友達からの頼みじゃ断れねぇな。」
「本当?!」
「あぁ良いぜ。」
「頼んでる私が言うのもなんだけど…そんな簡単に教えても良いの?」
「実は俺もそろそろこの生活に限界を感じてたんだ。」
「限界?」
「俺も歳だからな。そろそろ引退を考えてたんだよ。金はそこそこあるし老後の人生を普通に送ろうかと思ってな。」
「まだまだ元気に見えるけど?」
「今はな。だがもう数年もしないうちに今の様には動けなくなっちまう事くらい自分でよくわかってるからな。
俺の技ってのは世の中にしてみれば良いもんじゃない。というか悪いもんだからな。本当は墓場まで持って行こうと思ってたんだが…
プリネラになら教えてやっても良いかもしれないな。」
「なんで?」
「素質があるってのはもちろんの事だが…プリネラなら間違った使い方はしないと思ってな。」
「人殺しの技に良いも悪いも無いんじゃ?」
「あるさ。プリネラは人を殺すときに
「無いよ。そんなの。私はマコト様の為にそうしてるだけで別に人殺しが好きなわけじゃ無いから。」
「そこだよそこ。裏側の世界にいる奴らってのはな、ほとんどが人殺しに対して愉悦を感じるってのが普通なんだよ。」
「そうなの?」
「じゃなきゃこの業界では生きていけないからな。」
「ヌロトも?」
「いいや。俺は違う。
だから俺に似た感覚を持つプリネラになら良いかと思ってな。
愉悦を感じる様な奴らってのはいつか必ず技を無闇に使いたくなるもんだ。最初は金のためだったり命令だったりしてたのが、いつしか人殺しそのものが目的になっちまう。」
「うげぇ。」
「うげぇ。だよな。
そんな間違った使い方をする奴には俺の技術を教えるなんて真っ平御免だ。」
「なんとなく分かった。」
「ぶははは!こんだけ話してなんとなくかよ!笑わせるぜ!
だからプリネラには教えてやっても良いかと思えるだな!
よっしゃ!そんじゃ早速始めるぞ!」
「今から?」
「おぅよ!教える事はたんまり有りそうだからな!」
「むっ。直ぐに覚えて追い抜いてやる。」
「ぶははは!その意気だ!」
「それで?なにするの?」
「そうだな…とりあえずこの大峡谷を自由に行き来出来るようにするか。」
「自由に?」
「このイスノルブ大峡谷ってのはな、龍脈山に近付けば近付く程強いモンスターがいるんだよ。この辺は静かなもんだ。」
「そうなんだ…」
「強いモンスターってのは気配の察知能力も高い。そいつらに気付かれないように龍脈山の麓まで続くこの大峡谷を走破してみろ。」
「走破…」
「奥に行けば行くほど
「……分かった…」
「走破出来るまではここを拠点にしていいから好きに使え。」
ヌロトはそう言ってぐいっと酒を飲み込む。ここから動く気は無いらしい。
教えると言うには放任過ぎる気もするけど付きっきりで見られるより私には合ってる。
荒屋を出て真っ暗な大峡谷を見る。
暗闇は私にとって強い味方でもあるけど、相手がモンスターである場合逆に弱点となる場合もある。それをいかに掻い潜っていくか…
私は木の根に飛び乗ってずっと先まで続く大峡谷を進み始めた。
ハッキリ言ってしまうと最初はほとんど進めなかった。少し先に進むと巣にいた飛行型のモンスターに見つかり、寄るなと言わんばかりに攻撃される。
不安定な足場では実力の半分も出せず、木の根から落とされ、危うく全身の骨を折るところだった。
正直なところ、もっと簡単に進めると思っていた。いつもモンスターから隠れ襲われずにいる事が出来ていたし、自信もそれなりにあったから。
しかし数日間、全く前へと進めない事で気が付いた。
それはモンスターが私の事に気が付いても無視していたり、関わろうとしないからだと。
事ここに至っては、自分達の巣があり、最も見知った場所。外敵になり得るものが近寄れば全力で阻止するし見て見ぬふりは絶対にしない。
別にここにいるモンスターが特別好戦的な訳ではない。
むしろこんな所に巣を作っている種というのは臆病な性格のモンスターが多い。他の外敵が近寄り難い場所に作っているのだから。
しかし、気配を察知する能力というのは基本的に臆病な性格のモンスターの方が高い。常に気を張り微かな変化にさえ敏感に反応する。
私はその事に気がついてから初めて自分の隠密能力の低さを実感した。
だからといって諦めるという選択肢は絶対に有り得ない。
私は何度見つかろうと、何度追い返されようとしつこく繰り返し挑戦し続けた。
気配を消すには色々なコツがある。例えば足音を消す為には膝や腰などの関節を柔軟に使い衝撃を上手く殺したり、細く長く息をしたり。
アサシンにとっては至極当然の技術だけど、私はその技術を再度磨き上げる必要があった。
気配を消す事が出来たとしても、まだまだ課題は山積みだった。
単純に木の根を伝って降りてくる時とは違い、奥へ進む為には上に、横に、下にと伝っていく必要がある。
湿り気を帯びた木の根は滑りやすく、気を引き締めていても私の行く手を阻んだ。
何度も試行錯誤を繰り返しているうちに少しずつ前には進めるけど、進めば更に感知能力の高いモンスターが現れる。
そしてまた気配を殺す為に試行錯誤する。
それをひたすらに繰り返していく。最初は全く進めなかったけど、少しずつ進める距離が伸びていく。
三ヶ月が過ぎようとしていた頃、私はやっと全長の半分に到達出来るようになっていた。
そしてこの大峡谷行進の表情はこの半分を過ぎた所でガラリと変わる事になる。
今まではどちらかと言えば捕食される側のモンスター達が相手であったものが、そこからは捕食する側のモンスター達の領域となった。
今までのモンスターは追い返すだけだったモンスターの動きが、捕食する為の狩りへと変わる。
慎重な捕食される側のモンスターを狩る為に自然界で磨き上げられた気配察知能力や、気配遮断能力。
狡猾で獰猛な捕食者達の中を進むのは今までの行進とは比じゃない危険と緊張感を持っていた。
薄暗い闇の中、自分の呼吸音がやけに大きく感じる。
聞かれていないか…本当は既に闇の中から私の喉を掻き切る為に爪を研いでいるのではないか…
そんな考えが終始頭の中を支配する。一歩を踏み出す事がこれ程怖いものだとは……
半分に到達するまでは小動物やモンスターの出す音がそれなりに聞こえていたのに対して、こちら側では物音が何一つしない。
意を決して足を踏み出すまでかなりの時間が必要だった。
決意を固めて足を踏み出す、ここまで身に付けたものを全て使う。
それでも足りなかった。
私が足を踏み出した瞬間に頭の後ろを通り過ぎる鋭い何か。驚きのあまり大声を出してしまう所だった。
目の前を通り過ぎたのは大きな鎌。
闇の中でその本領を発揮するBランクのモンスター、シャドウランナーの腕だった。
僅かにタイミングがズレた攻撃は私を傷付けることは無かったが、その存在に全く気が付けなかった。
最初からそこにいたのか、静かに近寄ってきたのかさえ私には分からなかった。
マコト様達といる時はあれ程容易い相手に感じるモンスターでも、一人この足場の悪い暗闇で出会うとこれ程驚異に感じるなんて…
今までとは違い私を殺す為に追ってくる。冷や汗が止まらなかった。
いつ背中から切りつけられてもおかしくない。全力で足に力を込めて次々と木の根を飛び渡る。
どれだけ逃げたか…いつの間にかシャドウランナーの気配は完全に消えていた。
なんとか逃げきれたが、こんな奇跡は二度と起きない。シャドウランナーの最初の一撃が外れたのは私の動き出しとシャドウランナーの攻撃のタイミングが奇跡的に噛み合いズレただけの事。
もしあの時一歩を踏み出す事を躊躇っていれば私は既に死んでいた。
死ぬ事自体が怖い訳では無い。ただマコト様に失望される事が怖かった。
マコト様は私の事を信用し、異界の女性アサシンにのみ与えられる名前、くノ一という名前で呼んでくれた。
あの地下牢で過ごし、最愛の友を手に掛け、ただ死んでいなかっただけの私に意味を与えてくれた。
私にとって、その事が唯一この世に生きている意味だった。
私の存在理由であるマコト様が私に失望する。そんな未来が来たら私は多分耐える事が出来ない。だから私は必死に強くなろうとし、死から逃げている。
「もっと……もっとだ……」
今の私にはまだ遠い龍脈山を大峡谷の中から眺め拳を握り締める。
初めての捕食者との遭遇によって打ちのめされた私が荒屋に戻るとヌロトが直ぐに話しかけて来た。
「お?半分まで行ったのか?」
「……なんで?」
「落ち込んでるからな。」
「……うん。」
「あいつらはモンスターだからな。生まれた時から狩りの名人みたいなもんだ。」
「あれじゃ先に進めない…」
「だろうな。」
「……」
「………ったく。しょうがねぇ。ヒントをやるよ。」
「ヒント?」
「プリネラはまだ捕食される側だ。あいつらと同じ様に捕食する側になれ。」
「捕食する側…?」
「以上!」
そう言ってまた酒を飲むヌロト。
何を言っているのか分からなかったけど…とにかく今出来ることはそれ程多くない。
私はそれから休むこと無く大峡谷を行き来する。すると手も足も出ない状況から少しずつ捕食者側の動きを学ぶ事が出来た。
捕食される側と大きく違うことは、気配遮断能力の高さと、確実に一撃で相手を屠る何かを持っている事だった。
モンスターによって気配を消す方法は違う。姿そのものもを不可視化したり、壁や木の根に擬態したり、闇に紛れて魔法を使ったり。中には敢えて光を使い獲物を誘い込む事で捕食するものもいた。
気配を消す方法は沢山あるけれど、相手を確実に屠る方法はどのモンスターも全て同じだった。
相手の急所を確実に貫く。それだけだった。
もちろん自分の持つ武器や特性によって捕食する相手は違うが、魔法であろうと物理的な攻撃であろうと、狙っているのは相手の急所。
生物である以上は急所というのは大体位置が決まっている。そこを一撃で貫く。
私は一ヶ月を掛けて捕食者達の行動をひたすら観察し続けた。
そして気がついた事や思いついた事を繰り返し検証し、身に付けていく。
そうしていくと次第に私自身の気配遮断能力と一撃で屠る能力が高まっていくのを感じる。
それがある程度まで高められた時、ヌロトの言っていた事の意味を正しく理解した。
これが捕食する側の動き。つまり捕食者としての能力。
それから私はもう一度大峡谷を進み始めた。
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