夢で出会った人へ

しゆみう

見つけてください

もしこの話に心当たりがいる方はコメントください。これは夢の話です。


あなたと初めて会ったのはあのゲームが始まった日。


場所は大きな画面が設置されてる建物の近くのカフェ。


奥の4つテーブルがある席の左2つは老夫婦が座っていて、右から2つ目にあなた、そして1番右が空いていたから私が座りました。


あなたの名前は3文字。それは確か、


”りくと”


そのような名前だった気がします。

記憶が曖昧なので間違っていたらごめんなさい。

ただ、これからの説明には、りくとって書かせていただきます。


りくとと話したのは私がそこに座ってから3時間程度経ってから。りくとから話しかけてくれたよね。


ゲームの内容は毎日、口には出していない言葉が上書きされていく。


ゲーム初日、駅前の大画面が急に切り替わってマスクを被った人がゲームの説明をした。


「これから、言う言葉を喋ってはいけない。今日の言葉は〇〇」


その直後、

その言葉を口にした目の前の女の人にスーツを身にまとった男の人が数人がかりで女の人をどこかに連れていくのを目の当たりにした私は怖くなってすぐそのカフェに入ったんだよ。


りくとは最初になんて言って私に話かけたっけ。

随分一緒にいたよね。

数時間とかのレベルじゃなくて何日も。

隣にいた老夫婦は既に居なくて、店員さんすらいなかった。

1ヶ月以上そこにいた気さえもする。

話すことは多くなかったけど私はりくとの隣にいるだけで生きて行けると思った。

でも、りくとはいつか私のこと忘れちゃうんだなってふと思ったの。

だから私はりくとに手紙を書いて渡した。




次に気がついた時は、壁が真っ白な部屋だった。


トイレの個室くらい小さい部屋。


私がそこからでると同じような白い部屋がたくさんあった。



私は何となく喋ってはいけない言葉を口にしたんだなと察した。





私はりくとに大切なことを言ってない気がする。もし言ってたとしたら返事は聞けてないんだと思う。

私はりくとに言いたかったもしくは言った大切なことを覚えてません。

書いた手紙の内容も覚えてません。


りくとは覚えてますか?

もし覚えてたら手紙があったら教えてください。



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