殺し屋のおっさんが幼女を拾ったらメロメロになってしまった
西銘勇河
第1話殺し屋、幼女と出会う
貧しい村々のさらに奥。誰も住む者がいなくなった小さな村で銃口と血の混じった土煙に
品のない賊どもが小さな亡骸から金塊をむしりとっていた。
「ヒャハハハ!まさか、この近辺で流行ってるって言う感染症が人体に金塊を生むものとはな!しかも感染するのはガキだけみてぇだし・・・・・」
「一杯殺して、ぼろもうけだぜ!」
賊がそんな笑い話をしていた時。
「だ、誰だ!?う、うわぁぁ!」
「何だあいつ!?銃口が、当たらねぇ!?」
「何事だ」
「あ、ボス!侵入者です!侵入者が部下どもを━━━━━ぎゃあ!?」
「ほう、どうやらそのやり手って言うのはおめえみたいだな。命知らず」
「・・・・・」
「ふん。武器は銃とムチのようだな?だが、この服は防弾性が高く、そんじゃそこらの攻撃じゃ・・・・」
バン
賊の親玉の顔面、なんのためらいもなく銃口が放たれ。賊の親玉はばたりと崩れた。
気がつけば、賊は殲滅されており。
彼は一言も発っさずに、生存者がいないか確認し、通信器具で短く仕事の完了を依頼人に伝える。
彼は人を殺すことを生業として生きている。
善人から悪人まで依頼があれば殺す。
それが彼の仕事。
それが例え、何も知らずに関わってきた子供だろうと・・・・・・
「おじさん、だぁれ?」
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