第632話 白河 和澄

「チョ!待って!うわア・・・・」


おっさん和澄に担ぎ上げられ、お持ち帰りされました・・・・


そして例のよくわからないお部屋に到着。


すると・・・・へ?なんで精霊達が沢山いるんだよ?


そう思ったら和佳が一言

「和澄の希望なので、私が予めここに来るよう、伝えておきました。」


「みんなありがとー!」


【よかったですねマスター、沢山の精霊に祝福を受けながら、新たな妻にマスターを植え付ける事が出来るんですから。】


ええと新たなナビさん、なんすかねそれ・・・・


【新たな境地を得られる、という訳ですよ?】


わけわからんわ!


そして他の精霊がおっさんの四肢を・・・・これ拘束してるよね?

そのままベッドに寝かし・・・・てないよね?貼り付けだよねこれ?

そして気が付けばおっさん、何も着ていなかったよ。え?いつの間に?全く気が付かなかったよ・・・・


そして、あ、おっさんの頭の所には、これ火の精霊だな。

「いつの日か、私達もお待ちしておりますの。」

「何を?」


「え?子作り以外考えられないのです。ただし、妻になってから、です・・・・」


あ・・・・あれらはおっさんの剣の精霊だよね?さらには魔道具の精霊も?

一寸数多くね?

そう思ってたら・・・・

「痛くしないから!」

と和澄が言ってるけど・・・・

「いや、痛いのは和澄でしょ?ちゃんとしてあげるよ?普通じゃダメなのかい?」


「うんダメ!私がしてあげたいの!マスターのリードではマスターにささげたことになっちゃうでしょ?それも悪くないんだけど・・・・」


そして・・・・

「なあ和佳、何してんの?」

「何って記念撮影?録画ですね。」

「撮ってどうすんの?」

「さあ?和澄の希望ですから。」

「なあ和澄さんや。」

「なんでしょうマスター?」

「ちなみに撮った映像は・・・動画だよね?どうすんの?」


「勿論今回励んでできた子供に見せるんですよ?」

「いやそれおかしいでしょ?」


「え?だってどうやって子供ができるか、親がきちんと教えないといけないでしょ?あ、因みに他の精霊とマスターの間に出来た子供にも見せますからね?」


・・・・理解ができないんだが・・・・

そして極めつけが和佳。

「今回励んでいただければ、和澄は双子を妊娠しますから。」

「何で励む前から双子ってわかるんだよ!」

「私の属性ですわ?」

「なんだよ属性って?」

「精霊にはそれぞれ火や水といった属性があります。そして私は珍しい属性なのですわ。」

「予言や予知の類?」

「ええ。分かる未来には制限があるますが、私はマスターの未来を少し見る事が出来るのです。それもその未来に関連している事をする時に。」


よくわからん・・・・


そんな事を思っていると

「始めちゃうよ?」


こうしておっさんの尊厳を無視したナニかが進行していった・・・・


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