第609話 おっさん、デアの部下の捜索を開始する

「ちょっとデアさんや、落ち着こうじゃないか?」

おっさんそう言ってデアを座らせる。無論ベッドに。

「ちょっと何さりげなくベッドに連れ込んでるのよ!今はそれどころじゃないのよ?」


「まあそう言いなさんなって。」

おっさんそっとデアの肩を抱き、抱きしめる。

「ちょ!何すんのよ!今はそういう気分じゃ・・・・ってアン♪」


どうもデアさんストレスが溜まってるようだから・・・・

ここでちょっと珠をね・・・・


・・・・

・・・

・・


「うう・・・・こんな時に3度もイかされるとは・・・・」

デアさんはスカートの中が大変な事になってました。

おっさん珠を仕舞います。

因みにこの書斎の空間は、おっさん特殊な結界?を施してるので、たとえ神であろうと中を覗くことができないんだよね。

勿論物理的にやってこられたら意味をなさないんだけどね。

なにせ、珠を作った傍から神と称するデアの上司?が持ち去るからね・・・・


「さてデアさんや、落ち着いたところで説明してよ?」

そうおっさんが言ったけど、デアさんの見事なキックがさく裂・・・・

丸見えですよ?今なにも穿いてないんだから・・・・


「ぎゃあ!みるなあ!」


「お言葉ですがデア様、そのようなスカートでけりを入れると、見えてしまうのは分かり切っていると思われますが?」


「ついよ!つい!というかあんた和佳だっけ?見事なお腹ね・・・・」

「ええ・・・・もうすぐ出産ですわ。」

「ふうん・・・・精霊とコジローの子・・・・いいなあ・・・・私も子が欲しい・・・・」


「珠できなくなるけどいいのかい?」


「そ・・・・それは・・・・ってそうだ!そうじゃない!一緒に探して!」


「ああ・・・・そう言えば言ってたっけね。女神だった?」

「ええ・・・・どうやらどこかに出かけたらしくてね。その先で・・・・気配が消えたのよ。」

「うん?じゃあそこに行って調べたらどうなの?」

「私はいけないのよ!」


「・・・・確か口田さんの召喚のきっかけの部下だよね?」

「ええそうよ・・・・あの娘のチョンボでね・・・・」

「・・・・暫く待ってもらえないかい?ちょっと調べてから・・・・最終的には口田さんに確認するから。」


「何を確認するのよ?」


「ああええと・・・・確か女性の勇者がいるんだよね。」

「ええそうよ。召喚したでしょ?」

「じゃあ女魔王もいるんだよね?」

「そのはずね。存在しているはずだけど、誰か知らないし・・・・」

「・・・・よくわからないけど、まずはそのあたりを・・・・いや、女性の勇者は後回しだね。その女魔王を調べるよ。それと共に、その女神だっけ?まあちょっと探してみるよ。」

そして和佳が・・・・

「精霊にも協力してもらいますか?」

「・・・・神の問題と思うけど・・・・大丈夫なのかい?」

「気配を辿るだけなら・・・・」


さて・・・・和佳の・・・・精霊の協力があるけれど・・・・すぐに見つかればいいんだけどね・・・・

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