第520話 おっさんソードの同時使用

取り合えず凄い量の宝石の原石をゲット。

いやマジでこれどうすんの?


まあ後で考えとこう。


で・・・・いよいよ残るは2層。

99層へ向かう。


で、出現したのは・・・・超でかいワイバーン・・・・


うわ・・・・ここにきて飛行モンスターですか?

それになんだかこの99層?広いし・・・・

空がある?

本当はどこかの異空間と繋がってるんじゃないのこれ?


そんな感じで、明らかに外だし。

まあそんな事言っても仕方ないので、魔法使えるメンバーには魔法で対処・・・・そう思ってたんだけどね・・・・

何を思ったのか皇帝が一言、言いだしたんだよ・・・・


「ここにシラカワソードが沢山ある・・・・どうだ、一斉に力を開放してみねえか?つまりワイバーンに向かって力を放つんだがな!」


「何言ってんだよ!」

おっさんソード(仮)だからと思わず突っ込みを入れそうになっちゃったよ!

おっさん止めようと思ったんだけど・・・・

「あ、私そう言えば使った事ないわ!コジローに言われた時から一度も・・・・試しに使うのもいいわね!」


・・・・ウェンディも変なスイッチが入ったようだ・・・・


「俺も使った事ねえな。そういえば親父はこの剣の力で、城の壁に大穴開けたんだったっけ?」


「うぐ・・・・止めろよ・・・色々言われたんだよ、あの後。」


おっさんの打った剣を最初に見せた時、いきなりぶちかましてたっけな・・・・

後で王妃様にこってり怒られたとか・・・・


そして何故かエルヴィーラも乗り気なんだよな。

「旦那様の打たれたこの剣、真の力を一度見てみたいですわ!」


そんな大したもんじゃないけどな・・・・


「主よ、妾のスキルで放っても大丈夫じゃろうか・・・・」


うわ!カトリーンは・・・・止めておいた方がよさそう?


「どうしても使いたかったらいいけど、ちょっと危険すぎるな・・・・」


「うむ。ではとっておきとしておこうかの。万が一の時には使うゆえ・・・・主がそのような事になるとは考えにくいのじゃがの。」


まあ、おっさんもそんな事態にならない事を願うよ。


そして、皇帝、クィンシー、ウェンディ、エルヴィーラ、リューク君、エリザヴェータ女史、ナターリヤ、3人の娘さん・・・・3人にもショートソード渡してるんだよ。


うわ・・・・10人での一斉使用とか・・・・大丈夫か?


ちょっと心配だけどな・・・・

以前おっさんがダンジョン破壊して、Ψさんに迷惑かけた事があるんだけどね。


そんな事を思っていると・・・・


皇帝が合図をする。

「3・・・・・2・・・・・1・・・・・でやあ!」


あ、やりやがった・・・・


その後は・・・・もうね、滅茶苦茶だったよ。


それに・・・これやばくね?ものすごい揺れを感じちゃったよ。


・・・・もしかしてダンジョンそのものに影響出たんじゃない?

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