第517話 95層に向かったはいいけど・・・・

このあたり・・・・94層を見渡す限り、魔物を仕留めたので、95層のボス部屋に向かったんだよね。

あ、ドロップアイテムは全部回収。


これらは3人の娘さんがやってくれたよ。

あれ?かばん?収納かばん持ってる?


おっさん渡したっけ?←色々渡した時の袋が収納かばんだったのに気が付いていません・・・・


で、95層にやってきたんだけど・・・・

あれ?またリビングアーマー?


そう思ったんだけどね・・・・

頭を脇に抱えた鎧が突進してくる。


あちゃーデュラハンじゃないか。


しかもおっさんが知っているのと違い、でかい・・・・


何だよあのデカさ?

3メートルぐらいある・・・・


どうなってんの?

おっさんあまり意識してないんだけど、ひょっとして魔物って、同じ種類でも、ランクがあって、あ、レベルかな?それによって、より強いのだと大きさがでかくなる?


で、あ・・・・リューク君とエリザヴェータ女史の顔つきが変わっちゃったよ。

そりゃあね・・・・

しかしまさかのデュラハンだよ。

まあ、ある程度予想してなかったわけじゃないけどね。

あのここに来る前にエリザヴェータ女史を救出時に遭遇した

デュラハンと比べてもデカすぎ・・・・とか考えてたら、あ!エリザヴェータ女史がとびっきりの魔法を放ったよ。


あれは相当嫌悪感があるみたいだねえ。


そんな想い?の込められた魔法で、ほとんどのデュラハンが倒れたよ。


おお!すげえ!


そしてすかさずリューク君がまだ動いてるデュラハンを仕留めてる。


おっさんたちはその光景を呆然と見てたんだけど・・・・

気が付いたら、エリザヴェータ女史とリューク君の2人で、全部仕留めてたよ。


そして・・・・あ、エリザヴェータ女史が泣き出した・・・・

皇帝が動こうとしてたけど、リューク君の動きは素早く、あっという間にエリザヴェータ女史を抱きしめてたよ。


・・・・あれ、当面トラウマになるのか?


今後の事を考えるとちょっと不安になっちゃうな・・・・


だけど凄かったなあの魔法。

何だろうな?

何かの複合魔法なんだろうか?


「すまないが、またドロップアイテム回収しといてくれないか?」


おっさん、あの2人が何も拾わないまま休憩所へ向かったので、3人の娘さんに回収を任せたよ。


「「「頑張ります!」」」


しかしながら・・・そろそろ名前聞いとかないと、と思うんだけどね・・・・


え?名前も知らずに抱いたんですか?

とか

信じられません・・・・


とか言われそう・・・・


あ、そうだ、鑑定先生にここはお願いしよう。

こっそり鑑定しとけば、ばれないよね?

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