第417話 鑑定と気配察知を使って調べる

「リューク君、君、首刎ねられてもなんともなかったよね?」


おっさんふと思い出し・・・


「駄目ですから!万が一僕と同じ状態じゃなければどうするのです!」


リューク君に怒られました・・・・


「じゃあ、鑑定で確かめるか・・・いや、気配察知か?」


「主よどうしたのじゃ!」


「あ、カトリーン丁度いい!あの魔物・・・リビングアーマーみたいだけど、デュラハン?もしくは人間で出るかもだから、鑑定と気配察知で一体ずつ調べよう!」


「何を言うておるのじゃ!あんなにわんさかおるではないか!あれを・・・・全部調べると申すのかえ?」


「ああ・・・あ、おっさんとカトリーン、大丈夫と思うけど、無防備になるから、皆護衛ヨロピコ・・・・」


う・・・・周囲の視線が寒い・・・・おっさんギャグがまた滑った・・・・え?同じのしたら駄目だって?すまん・・・・


「分かったわ!じゃあカトリーンは私とエルヴィーラ様で護衛してあげるわ!」


「では、シラカワ侯爵さまは私とライナスが・・・・」


「まあそうなるな・・・頼むよ。それとリューク君!おっさんから離れないように!」


「・・・・わかりました・・・・」


しぶしぶ返事をするリューク君。


先に気配察知・・・・う、駄目だ・・・・魔物の気配しかしない・・・・


周辺は仲間の・・・これはよほど近づかないと駄目だな・・・・


じゃあ鑑定か?


おっさんも、カトリーンも身動きせずに鑑定を始める。


”リビングアーマー”


一番近そうなのは・・・・外れだな・・・


次は・・・・?

”リビングアーマー”


駄目だ・・・・


ドンドン鑑定をしていくが・・・・

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”

”リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー””リビングアーマー”



なんじゃこりゃ、リビングアーマーだけしかいないじゃないか・・・・しかもまだまだいるし・・・・

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