第406話 探索隊のメンバー

結局、カトリーン、ウェンディ、勇者パーティ2人を連れ、戻る事に。


改めてジスラン君に後はよろしくと言うと、


「別に何とも思ってませんから、気を付けていってらっしゃいませ。」


と、別に親父ギャグ気にしてませんよと、暗に言われた感じだが・・・・気にしないでおこう。


・・・・

・・・

・・



王都、プレジール城のとある一室


そこにおっさん、ゲートを置き、準備を。


最終的には、此処から出入りをする事になるので。


で、集まった探索隊のメンバーは・・・・


おっさん

エルヴィーラ

クィンシー

アルフォンシーナ

リューク

カトリーン

ウェンディ

ヨーリス(勇者)

ライナス(勇者の友人・・・・転生者)


ちょっと多めの9人。


なので、このメンバー表?の半分でパーティを分ける事になったんだけど。


「うわ・・・・弟とかよ・・・・」


「悪かったな・・・・」


あまりエルヴィーラとクィンシーの仲は・・・・宜しくない。


だが・・・・このメンバーだと、男女比が丁度いいんだよ。

レベル的にも、おっさんが飛びぬけてる訳だけど、

勇者パーティ2人のレベルも、おっさんに次ぐ高レベル。

残りもまあ、10レベルなんだから、普通に考えて化け物パーティな訳なんだけどさ。

で、おっさんの方が多いのは・・・・アルフォンシーナは、戦闘向けじゃないから、リューク君に護衛を任せる事になったのさ。


バランスがいいだろ?


まさか勇者パーティを分ける訳にもいかないし。


「旦那さま、よろしくお願いいたしますね。」


今回の肝は、ある意味アルフォンシーナ。

本当はアメリータも連れてきたかったけれど、彼女は今は出産を控えてるから無理。

ええと、ダンジョンで、皇帝の妹・・・なんて言ったっけ?エリザヴェータ・・・・そうだ、紛らわしいんだよ、エルヴィーラと名前が似てる・・・・って聞けば、エリザヴェータの名の一部をもらい受け、エルヴィーラと言う名前にしたらしい・・・・叔母と姪という関係らしいからな。



そして、出発する段になり、皇帝がやって来た。おい、何でフル装備なんだ?


「やはり行く!」


「国のトップが行くんじゃねえよ!」


おっさん思わずそう突っ込んだ。


「じゃかあしいわ!行くと言ったら行く!」


「・・・・歳考えろよ・・・・」


「うっせえ!同年代のてめえに言われたくねえ!」


ああ・・・メンバー考え直しかよ・・・・


結局、色々組み換え、


皇帝エトムント  8

エルヴィーラ   10

クィンシー    10

カトリーン    10

ウェンディ    10


もう一つが


白河小次郎    15

アルフォンシーナ 10

リューク     10

ヨーリス(勇者) 12

ライナス(転生者)12


なんだよ、女が少ないじゃないか・・・・


何故さ?


そりゃあ10人中、男が6人じゃな・・・・


じゃあ男3女2にすればいいじゃないかって?


そうなんだけどな・・・・


じゃあいっその事・・・・

おっさんと皇帝を入れ替えるか?レベル的にはその方がいい?


白河小次郎    15

エルヴィーラ   10

クィンシー    10

カトリーン    10

ウェンディ    10


もう一つが


皇帝エトムント  8

アルフォンシーナ 10

リューク     10

ヨーリス(勇者) 12

ライナス(転生者)12


この割り振りは・・・・皇帝とエルヴィーラに反対された・・・・


むー

皇帝エトムント  8

エルヴィーラ   10

クィンシー    10



は固定だな・・・・


結局、おっさんとアルフォンシーナがこっちに・・・・


皇帝エトムント  8

エルヴィーラ   10

クィンシー    10

アルフォンシーナ 10

白河小次郎    15



カトリーン    10

ウェンディ    10

リューク     10

ヨーリス(勇者) 12

ライナス(転生者)12


これで納得してもらう。


うわ・・・おっさん皇帝のおもりか?いや・・・・娘と息子に押し付けだ。護衛を兼ねてだな。


おっさんはアルフォンシーナを護るか・・・・


カトリーン達は・・・・まあ問題ないだろう?

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