第215話 2人とも、色々選ぶ

温泉を出て、一息ついてたわけなんだけど・・・・

普段から店を知り尽くしてるニーナがやけにそわそわしている。

普段は売る立場だけど、今からは買う立場になって色々自分の物になる!というこの状況に興奮しているらしい。

「さあシラカワさま!もう休憩はこれぐらいにして、店に行きましょうよ!」

テンション高い・・・・

そして、ウェンディだけど

「ちょっと何この飲み物、すごくおいしいんだけど?ちょっとあんたそれ寄こしなさいよ・・・・これ・・・って何この口の中の刺激!」

ウェンディは風呂上がりの飲み物に熱心なようで。

最初に飲んでもらったのはキンキンに冷やした水なんだよね。

で、次に飲んだのはおっさんが飲んでたコーラ。

炭酸飲料飲んだのは初めてだったらしく、そりゃあ刺激が強いよ。

で、落ち着いた所でいよいよ店に。

今は二人ともバスローブでね。

そのまま店に行ってもらう事にしたんだよ。どうせすぐ脱ぐし、買った服着てもらうしね。


「本当に何選んでもいいわけ?これも?あっちのも?」

ウェンディはもう眼の色変えてみまくってる。

ニーナは普段からお気に入りがあったらしく、いくつか選んでるよ。

で、ウェンディまずは下着を・・・・異世界物を選んでいくつか試着してね。悩んでるみたいだから、全部いいよと言ったらめっちゃ喜んでたよ。

「ちょっと何これ!すごいエッチな感じじゃない!これは流石に・・・・あ、これは動いても大丈夫そうね!戦闘になった時もいいわね!」

なんてね。結局えっちいのも選んでたよ。

ニーナの方はそんなに激しい動きはしないんだけど・・・・おっと、かなりきわどいの選んでるな!

「今晩着るのはどれがいいかしら?あ、これもいいわ・・・・一息ついて、もう一度って時に・・・これもいいわねえ。あら、これは・・・・最後に燃え上がるのにどうかしら?」

何を選んでるんだニーナは。

ネグリジェとかガーターベルトとかベビードールとかスリップとか・・・・大丈夫か?

尤もラインアップはおっさんが色々異世界売買で購入して、店に置いてみたんだけどね・・・・これが中々売れるみたいでね。

夫婦の営みに変化をつけたいとか・・・・もちろん、スリップみたいにゆったり過ごしたいとかね・・・色々需要があるみたいで。


で、ウェンディは・・・・結構無難なのを選んでるようだけど・・・・たまに凄いの選んでるよ。

まあ、根はまじめみたいだからね、普段使いの下着が中心だったみたい。


2人は下着選びを満喫し、次は服になったんだけどね・・・・こっちはそんなにまだ選択肢はないんだよね。

2人とも動きやすそうなワンピース選んでたよ。

で、早速下着も含めて着てたよ。

靴も売っていてね。おっさんが仕入れるのはスニーカーが基本でね。

こちらで仕入れる事が出来る物は極力仕入れて。

そのうち靴職人に作ってもらおうとか考えてるんだよね。

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