第210話 館の温泉にて

どうやらウェンディ、諦めたようで・・・・というかおっさんを無視?する形でメーネアと喋ってるな。

なのでおっさんはエルヴィーラにウェンディの事を聞いてみた。

「あの娘ね・・・・たぶん私の事、普通の人と思ってるんです・・・・。」

「あー何となくわかるよ。エルヴィーラの事を皇女さまって感じでしゃべってないような気がしてたんだよ。」

「そうなんです、旦那さま。尤も皇女って言わなかったんですけれどもね。それに・・・・見ていて面白いでしょ?あの娘。」

「何かあんな感じ?折角あんな美貌の持ち主なのに・・・ちょっと残念な感じ?」

「(* ̄▽ ̄)フフフッ♪ちょっとのぼせちゃいそうなので、先に上がります。子供も心配ですし。」

「エルちゃん待って!私も上がるよ?じゃあねだんなさま♪(*´з`)」


何だかんだ言って子供が心配で、2人は出て行ったよ。

で、あの2人は・・・・お話し真っ盛り。

で・・・・おっさん達が話してる最中に、カトリーンがやってきて、ニーナを見つけてニーナとおしゃべり中。おっさん1人で?気持ちよくつかってたら・・・・カトリーンが気を利かせたのか、ニーナを連れてきてね

「ほれニーナ、しっかり主に抱きついておくのじゃ!」

「わかりました!カトリーンさま!」

何が分かったか知らないが、そう言って目を輝かすニーナ。

「そういう訳なので、失礼しますよ?」

どういう訳か分からないけど、おっさんに抱きついてきたよ。

おおお!オリアーナと同じぐらいと思ってたけど、なかなかに宜しいお胸で・・・・。

あ・・でも顔真っ赤にしてるからな・・・・そろそろ出てもらったほうが良いかな・・・・

「ニーナさんや、もっとこうしてたいけど、そろそろ出ないとのぼせるよ?」

「え・・・ええ・・・そうですよね。私もちょっとぼーっとしてきたと思てったんですよ。お先に失礼しますね。それと・・・・カトリーンさまがおっしゃってたのですが・・・・今晩ご一緒しても?」

「・・・・まだ早くない?」

「こういうのはスピードが大事なんですよ!」

何のスピードだよ!

「・・・・まあ・・・・その前に、ウェンディと店に行きたいからなあ・・・ニーナ、一緒に行くだろう?それはその後でね。」

「はい!今晩は寝かせませんよ?」

ニーナってこんな娘だったの?もっとホンワカしてると思ってたんだけど。


ちょっとおっぱいが名残惜しかったけど・・・・ニーナさんはお尻フリフリしながら出て行ったよ。

そして・・・・

「ウェンディ、私のぼせてきたのでそろそろ出ますね。旦那さまの事、くれぐれもよろしくお願いしますね。」

「・・・・メーネアさま、努力してみます!」

「わかってるわ、貴女なら・・・・ね。」

ちょっとメーネアフラフラしすぎ・・・・

「なあカトリーン、後から来たのに申し訳ないけど、メーネアが心配だから、見てやってくれない?」

「主は心配性じゃのう?メーネア殿の事は任せるがよいぞ!妾が責任をもって連れ帰ろう。」

そう言ってカトリーン、メーネアに付き添って出て行ったよ。ありがとう、カトリーン。

しかし・・・・メーネアも香苗ちゃんも・・・・子供産んだのに、どうやってプロポーション維持してんのかな?

そして・・・・今だけ限定!ちょっとお胸が大きくなってて、ある意味新鮮!

そうそう、たまに2人目が欲しいって迫ってくるんだけど、もう少し次の子供は間隔を離したほうが良いんじゃないかな?って思うおっさんなんだけどね・・・・。

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