第158話 再びの襲撃

結局、あれから買い付けの襲撃は・・・・またあったんだよ。

リュシエンヌを護衛してたエルヴィーラの方にまずは襲撃があってね。これを一網打尽にやっつけて、全員捕らえたらしいんだよ。流石だね。と言うか再び襲うとかあほかいな?

で、一方のジョスリーヌも、今回はカトリーンが護衛しててね、こちらも全員捕縛したんだとか。前回の甘い汁を再びと思ったのかいね?

で、襲撃者たちをおっさんの元にゲートで全員送り届けてくれてね。

すかさずおっさん襲撃者を全員スキルで奴隷にしたよ。

後でゆっくり話を聞こうと思ってね。

ひょっとして、口を割ろうとしたら絶命するような呪いみたいなのが襲撃者に仕込まれてたら困るからね、念入りに調べて、さらに教会に出向いてたアルフォンシーナ親子を呼び戻してね、呪われてないかの確認もしたよ。

「以外とお思いかもしれませんが、呪いに関しては私よりもアメリータの方が詳しいのですよ。」


アルフォンシーナはそう言ってアメリータに確認してもらう事になってね。アメリータはおっさんと知り合ってから今まで、おっさんに直接何かで貢献してたわけじゃなかったので・・・もちろん教会関連で母親と共に彼方此方駆けずり回ってくれてるのを知ってるんだけど、アメリータはそれでは納得してないみたいで、ようやくおっさんに貢献できるって言って張り切っちゃっててね。

「シラカワさま、呪いに関しては任せてよね!で、呪いを解決出来たら私もシラカワさまを旦那さまって言うのを認めてちょうだいよね!」

・・・・そう来ますかそうですか。

「考えとくよ・・・・」

「それじゃ駄目!ただでさえチャンスが少ないんだから、ここで貢献したらいい加減妻と認めてよね!」

意外としっかりしてるんだよね、この娘。母親がしっかりしてるからかな?

そして、あろうことか耳打ちしてきてね

「そろそろ親子丼はいかが♪」

「ちょ、おまっ!」


ちょっとそれ何処で聞いたの?おっさん確かに君たち親子を見た時にふと頭をよぎったけど、声にして言わなかったはずだよ?男のロマンとか・・・・アメリータはエスパーだったの、実は?

で、てへぺろってかわいらしい舌を出しておっさんを見てきてね。そして何故か勝ち誇ったような顔をした紅渚が横にいたよ。

この2人見た目の年齢が近いからなのか、妙に仲がいいんだよね。

で、きっと同じようにおっさんから抱いてもらえない境遇だからって共同戦線を張っているらしく、きっと今回紅渚と色々話をしてたんだろうなって。

で、気が付くと紅渚が「ようやく抱いてくれるのね!楽しみにしてるわ!モーヴェ商会には感謝しなくっちゃね!」

・・・・本当は

君たち2人が黒幕なんじゃね?って感じたおっさんだったよ。

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