第5話 文芸部部室にて

午前が終わり帰りのホームルームが終わった。周りの生徒は各自各々部活見学をしに教室から出ていく。「桜沢くん、私たちも行きましょ!文芸部の部活見学」「うん」俺は、椅子から立ち上がり秋山さんと一緒に教室を後にする。文芸部は、3階の北校舎だ。俺たちがいるのは1階。教室からは遠い。階段を上りしばらくすると文芸部の部室に着いた。ノックをして「失礼します。部活見学に来ました。」そういうと3人の生徒が椅子に座っていた。「あら、部活見学!ありがとうございます!私の名前は七瀬七海、文芸部の部長してます。」「俺の名前は遠藤和弥、副部長してる。」「私の名前は松岡鈴、よ よろしくお願いします。 」「部活見学に来ました桜沢 嘉人と 」「秋山由貴です。よろしくお願いします!」お互い自己紹介をして本題に入る。「部活見学ですか?」部長の七瀬さんが聞く。すると秋山さんが「はい、部活見学です!」と答える。俺も「自分もです。あの文芸部って具体的に何をする部活ですか?」俺は、疑問に思っていることを聞いた。七瀬さんが「主に部活内容は2つあります。1つは本を読むこと。最近本を読む人が減っているので本を読む時間を大切にしてます。2つ目は実際、自分で本を書くことです。書いた作品をコンクールに応募をすることもしてます。」自分で小説を書くんだと思いつつ隣に座る秋山さんを見た。秋山さんは目を輝かせていた。本読むの好きなのかなと俺は思った。

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