婚約破棄されちゃった!!それよりもこのケーキ美味しい!!

第1話 どうしてなの!?

私事、来栖彩音は22歳で職業OLです。

そして、私には婚約している人がございます。

婚約している人のお名前は阿部将司で

年齢26歳、職業資産家です。

私と将司さんは将司さんの方が年上でしかも資産家なので

私とは住む世界が違います。

どうして将司さんと婚約までいけたのかと言いますと、

私が道中困っている時、お助け頂いて、それから

お話していると意気投合して恋人同士になると

いきなり飛んで婚約するようになったのです。

現在、私と将司さんは共に行動しているのですけど、

将司さんは本当に思いやりや優しさもあって素敵なお方です。

時々、ご迷惑をおかけするのですけど、それでも将司さんは

笑顔で許してくれるというか、平然としているので

何ともなさそうな感じです。

そんな将司さんが私は大好きで愛しているので嬉しいのです。

しかし、私と将司さんが共に行動している時、将司さんから

こう言う風に言われるのでした。

「彩音、悪いけど、婚約破棄させてもらうな」

「婚約破棄するって事は私との恋愛はおしまいなの」

「そういう事になるな」

「嫌よ」

「そんな事を言われても無理だな」

「嫌だったら嫌よ」

「ごめん、無理なんだ」

「そんな事を言わないでよ」

「すまない」

「どうしても無理なの？」

「ごめん、婚約破棄させてくれよ」

「わ、わかった」

将司さんから婚約破棄を告げられると私はその場から走り去って

何処かへ行くのですけど、何処にも行き場所がないので

とりあえず、ケーキ屋さんに入ります。

ケーキ屋さんに入ったのはいいけれど、バイキング形式のケーキ屋で

しかも食べ放題らしいので私はケーキを沢山食べる事にします。

ケーキを食べている私ですけど、このケーキが本当に美味しいです。

どのケーキも食べているのですけど、本当に美味しくて堪りません。

こんなケーキは食べた事がなくて味わって食べないと勿体ないです。

違うケーキも食べると、それはそれで美味しいので嬉しいです。

婚約破棄されたけど、ケーキを食べているおかげで何もかも

どうでもよくなります。

すべてはケーキのおかげで私は心も身もスッキリしているという感じです。

それにしてもこのケーキは本当に美味しすぎて困ります。

腹一杯にケーキを食べている私だけど、本当にまた来店しようかなって

感じになります。

本当に美味しいケーキでした。

嫌な事がある時、デザートに限ります。