第18話 40代以上で大学院に行くのは良いぞ。
理系のことはわかりませんが!
とりゃずワタシは文系中の文系、文学部の日本文化を専攻したんですがー。
おばはんになってから院生やる時の利点は。
教官の年齢がそう変わらないってことですよ!
既に一応社会で揉まれてることでツラの皮も厚くなっている。
失敗を恐れてる暇ねーぞーと思ってる上で別にそれ以上の職をそこに求めてた訳でもない。
何たって学費が自分持ちだ。となれば遠慮なんぞせず、ずかずかずかと大学施設にあるものは使え! でしたよ。
やっぱ自分で望んでやるお勉強は楽しい!
そんでせっかくだから、と大学の授業も「居させてください~」とキョーミあって聴けるもの(哲学とか)は聴いたし。
ゼミゲスト参加で大学時代にはできなかった詳しいレジュメ作りとかできたしー。
そして何と言ってもロシア語会話を只で参加できたことだなー。
大学の時の第二外国語がロシア語だったんだけど、当時の目標が、1年目は「辞書をひけるようになれ」で、2年目は「詩を朗読しよう」だったくらいだし。いやおかげでキリルアルファベットはそれ以来ずっと読めてたんだけどね。ともかく会話的なものが全然やったことなかったんで、混ぜてもらいましてー。
やっぱり年がそう変わらない先生と、テストの後で雑談するときとか楽しかったなー。
歳食ったオタクですからー、それなりに雑学入れてたのもでかいよね。この分野では先生に勝てる! というの持ってるから、研究の手順とか論文の書き方は教わっても、それ以上のことは自分の興味の赴くままに! という感じで。
いやー、大学卒業してすぐにそういう風に行かなくてよかったわ。そのまま行ってたらどっか歪んでたぞ(笑)。
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