あい はぶ あ ぺん

(2020年4月12日 第13回「帰蝶のはかりごと」視聴後)


 はかりごとって漢字一文字で書けるのにわざわざ平仮名にしたのは、帰蝶が仕切った話だからでしょうね。

 信長VS道三の会談。

 服装から鉄砲大量投入まで、全て帰蝶の仕切りという演出。まさか根来衆のレンタルで済ませるとは思わなかったけど(笑)

 しかも次回に続く、前後編。

 面白いもんなあ、信長・道三会談。

 戦国大名としての天才性を、大先輩である道三が信長に見出して気に入ってしまう神展開。

 斎藤道三が「認めた」という一事が、未だ尾張一国すら掌握していない信長の人生を、大きく後押ししていく。

 つくづく、凄い展開。


 藤吉郎豊臣秀吉も、ようやく出ました!

 勉強熱心かつ女誑しで頭が良くて冗談好き。

 そして情報通の野心家。

 初登場で、後の豊臣秀吉の個性をほとんど晒していますね。

 作中のセリフ通り、初めて就職した武家は、今川家ですよ。顔が悪かったのか頭が良過ぎて嫉妬されたのか、諸説ありますが、とっとと辞職して織田家に鞍替えしました。司馬遼太郎偉大なる先輩は、斎藤道三が見込んだから説を取りましたが。さて、本作は、どの説をぶち上げて、藤吉郎を織田家に転職させるのでしょうか?

 俺はまだ、吉乃ルートを諦めちゃいないぜ。



 ところでスタッフさん。鷹を使ってゴッドファーザー&ミッドサマーのパロディをやるとか、そういうの大好きです。



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る