大河ドラマで平泳ぎ 麒麟がくる

三好長慶と松永久秀

（２０２０年２月２３日　第６回「三好長慶襲撃計画」視聴後）

　大河ドラマで三好長慶と松永久秀を扱ってくれるというのは、本当に嬉しいですよ。

　織田信長が政権を握る前の京の状況は、それだけで大河ドラマ半年分は作れますし。

　三好長慶が健康を損ねずに長生きしていれば、織田信長は尾張のマイナー大名で終わっていますよ。必要ないから（笑）

　ここいら辺の状況説明が大河ドラマで省略され続けたのは、信長や秀吉をメインに据える以上、三好長慶と松永久秀は前座として扱うしかないので仕方なかったのですが、今回は明智十兵衛光秀が主役。信長＆秀吉は、後回しで構わない！　

　合流するのは、２クールの最後ぐらいでしょ？

　何なら、３クールの最後でも構わないし。

　そんだけのボリュームが有るのよ、三好長慶と松永久秀には。

　このコンビを主役にして。松永爆死で最終回にしても良い。

　ダメか。

　でも、将来的には、このタッグコンビを主役にして大河ドラマも可能だと思います。大河ドラマで扱われたのを機会に、埋もれていた資料が世に出てきて、更に二人の物語に厚みが増していくと思いますし。

　三好長慶の配役にしてから、もう只事では無いですよ。

　三好長慶を演じる山路和弘さんは、洋画の吹き替えでジェイソン・ステイサムを二十年以上担当している名優ですからね。

　俺のイチオシは、「ウォッチメン」のロールシャッハですが。

　今回の大河ドラマで回を重ねる毎に、視聴者が「こんな重要人物が、今まで描かれなかったのか？！」と驚きつつ、「この役者、只者では、ない！」と広まって欲しい。

　言いたいネタは数あれど、大河ドラマのネタバレになるな。映画と違って、観てから読み進めてねとも言えないし。

　今回は、これまでにいたしとうございます。

　アテブレーべ、オブリガード。