第774話 お知らせとお知らせ


 それはSPを求めてレベル上げをしていた時のことだった。


 従魔たちが途切れることなくモンスターの首を持ってくるためSPが全然足りない俺はひたすらモンスターを狩りまくっていた。すると、


「レベルアップしました」


 レベルアップした。レベルが上がれば上がるほど上がりにくくなるから、この音声を聞けるのはとても嬉しい。そして、


「最高レベルに到達しました。ステータスを確認してください」


 と言われたので、天の声さんにしたがってステータスを確認する。



▪︎ライト Lv.150(Max!)

第一職業:破戒僧(修羅の道Ⅲ)

第二職業:毒殺料理人


HP 10/10

MP ∞/∞

STR:1(+207)

INT:1(+207)

AGI:1(+207)

DEX:1(+207)

VIT:1(+215)

LUK:1(+211)


スキル:【格闘技】【藕断糸連】【瞑想】【韋駄天走】【ギロチンカッター】【狙撃】【服従】【操縦】【乾坤一擲】【超持久】【効率化】【貫通】【怒髪衝天】【嗅覚強化】【断食】【隠遁】【解脱】【厭離穢土】【魔除け】【天駆】【麻痺の魔眼】【水中適応】【サイコキネシス】【精神防御】【テレパシー】【聖槍】【不動之刀】【天叢雲剣】【分割思考】【生者必滅】【無限魔力】【吸血】【鋭俊剛血】【パリィ】【脆弱化】【血液不要】【召喚】【デスノート】【龍宿】【悪衣悪食】【明烏止風】【パキケファロ頭突き】【叡智啓蒙】【慈愛之雨】【爆虐魔法】【筋骨隆々】【魔闘支配】【人魔一体】【マテリアルボム】【塩分不要】【水操作】【斬法十四手】【速読】【世界図録】【悪魔との契約】【抗魔燈】【己没同化】【仙術】【纏衣無縫】【千里慧眼】【指を振る】【まもる】【猫騙し】【ぐんぐにる】【皇帝ペンギン】【ぼったくり】【触手】【高速拘束】【言霊】【死骸魔術】【寄生共存】【呪言扇動】【本気豆腐】【闇眼】【分け身】【魔王勅命】【断罪絶刀】【一花繚乱】【禁断の果実】【攻贖他愛】【監視統率】【武装演舞】【鴉狼一夜】【再生の焔】【燐炎】【憤怒】



無効スキル: 【物理攻撃無効】【空腹無効】【電撃無効】【麻痺無効】【変温無効】【風圧無効】【重圧無効】【隠蔽無効】【腐蝕無効】【乾燥無効】【窒息無効】【泥雪無効】【疫病耐性】【吸収無効】【劇毒無効】【錯乱無効】【恐慌無効】【幻覚無効】【自失無効】【渇水無効】【痛覚無効】【感染無効】【即死無効】【遅延無効】【呪術無効】【溶解無効】【壊毒無効】【嘔吐無効】【爆音無効】【寄生無効】【ブレス無効】【欠損無効】【日光無効】【神聖無効】【悪臭無効】


称号:《無謀なる者》《ホーンラビットの憐み》《博愛主義》《湖底の探索者》《龍の討伐者》《龍神の祝福》《不屈の精神》《炎の使い手》《断頭者》《千の屍を超えし者》《帝王の討伐者》《ゾンビアタッカー》《死を齎す者》《登山者》《秘境探検家》《爆炎の支配者》《無慈悲なる者》《悪魔を見し者》《悪魔の討伐者》《仙人を目指す者》《加害者》《蜘蛛之王》《解剖者》《磔刑者》《蟻の天敵》《薬物乱用者》《魔物の支配者》《屍喰らい》《壊滅王》《爆弾魔》《竜殺者》《踏破者》《吸血鬼》《裏切り者》《克己者》《爆炎の使徒》《頂点に立つ者》《暗殺者》《世界図録》《飽くなき料理魂》《食への感謝》《上級料理人》《料理人の真髄》《気高き料理人》《毒殺婆の後継者》《蠱毒の観察者》《迷宮を見つけし者》《迷宮を開拓する者》《茸仙人》《山住人》《狂乱の戦士》《自壊者》《剛身》《天誅者》《曹長》《救世主》《金穿大工》《カリスマ教官》《辿着者》《骸使い》《生みの親》《マッドサイエンティスト》《狂犯者》《堕とす者》《山菜採り》《悪魔城第一発見者》《招かれざる客》《怒り狂う者》


SP:10



▪︎装備

左:炎魔の斧

右:ー

頭:悪魔の冠

胴:悪魔の単

腕:悪魔の袖

腰:悪魔の帯

足:悪魔の袴



 あれ、俺って結構長い間悪魔の装備だよなー。そろそろ変えなきゃだな。


 って、そうじゃない。SPだSP、前は普通に三桁あったはずのSPがもう今レベルアップして手に入った十ポイントしかないってどゆこと?


 って、そうじゃなかった。レベルだ。そうそうレベル。ホントだ、ちゃんとマックス!って書いてあるな。なんでエクス……ビックリマークが書いてあるかは分からないが、恐らくnew! みたいなことなんだろうな。


 それにしても不味いな。まさかこんなことでレベルアップができなくなるとは思ってもみなかった。こうしている間にも刻一刻と内の従魔たちがモンスターを狩り続けている。


 え、渡さなければ良いじゃないかって? いや、ほら俺の為にモンスターを狩ってきてくれたんだぜ? なんだか可愛いじゃねーか。だからついついあげちゃいたくなっちゃうんだよな。


 兎も角、どちらにせよSPを稼ぐ手段を探さなければならない。


 でも、自分でするのはいやだ。こう言う時は……


『おい、今何をしている? え、まだ従魔に殺されている? 今すぐそれをやめろ! そして、新たな任務を言い渡す。SPを稼ぐ方法をなんでも良いから入手してくるのだ、いいか、分かったな?』


 よし、これでオッケーなはず。後はなんとかしてくれるはずだ。


 俺は、一旦城に戻って従魔たちにSPをあげてくるとするか。十ポイントあればひとまず一周はできるからな。皆、喜んでくれるだろうなー。


 ピロン


 ん、なんか久しぶりにこの音を聞いた気がする。これは運営からのお知らせのようだ。


 えーっと、何々?


「クラン抗争についてのお知らせ?」

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