第8話『未来』への展望2
2036年元旦
昨年当初ごく小さな渦に過ぎなかったのに、最近は若者だけじゃ無く高齢者までも、『くじ』で主権を我々に!との声が大きくなって、歌の題名じゃないが『どうにも止まらない』状態である。
現職議員達も必死に抑え込もうとしても、もう無理で気付いてしまった民衆の反動は余計に大きくなるばかりである。言わばこれまでの付けが回ってきたのだ。
6月15日
ようやく騒ぎも納まって、県庁職員によってくじ引きの準備が始まった。ただ大統領制の国は揉めているようだ。一人をくじで選ぶには、権力の独占になるため、止めた方が良さそう等の意見もあって、どうなる事やら。
日本には聖徳太子の和をもって貴しと為すの精神が古くより根付いて居るので心配ないが、はたして米国はちょっと心配、どうなる事やら。
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