第2話国は違えど選挙で選ばれた人に任せて良いのか!!

 一般的には選挙で勝ったんだから、悪人なんか居る訳が無いと思いがちだが、実際は本当にそうであろうか? 統計学者に聞いてみたくなるが、私は1~2割は居るかも知れないと思う。


 そんな事より重要なのは、選ばれた人の任期と、次期にも同じ地位で居たいとの願望である。


 この願望に、元々善良であった人に悪魔の手が寄ってきて、これによる弊害が例えば阿部総理による『桜を見る会』や、国会でも散々揉めている数え切れないほどの不祥事、これ等は戦後最長の任期がもたらすものと言える。


 また米国においても、個人の都合次第で好き勝手にやっている。


 何故このようになってしまうのかを推察すれば、当選した当初は国家の為、人民の為にと、必死に業務に携わっていたであろう思うのだが、次期もとの気持ちから心に潜んで居た悪魔には勝てない。


 中国のコロナ問題も、初頭の対策を世界に汚点を残したくない、発表が遅れたのも首席のメンツに有ることは容易く想定できる。


 こんな事をいつまで続けるのか、私は仮に100歳まで生きれたとしても、あと25年だけど、子供や孫達、今の若者にとって決して幸せな未来ではないだろう。


 そこで思い立ったのが『くじ引き』である。

 急にくじ引きを選挙の代わりにと言われても、あきれ果ててしまうかも知れないが、よく考えたらまんざらでも無いし、まず任期の再選はほぼ無いのと、くじで当たった人も、厭なら断れたり、例えば国会議員の場合任期5年とすれは一年前にくじ引きし、一年間専門教育しておくようにすれば良いし、国民の意識平均値が集まるだろうと思う。

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