24 雪
雪にできる足跡というものは面白い。歩いた場所がしっかりと跡に残るからだ。自分が歩いたと証拠がそこにできていく。でもそれはやがて消えていく。また雪が積もって隠れてしまうから?違う。溶けて全てなくなってしまうから?残念だがそれも違う。僕が、いや他の人も、足跡のことを忘れていくからだ。
140字創作集 菅原 龍飛 @ryuta130
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。140字創作集の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます