9 朝
ゆっくりとベットから立ち上がった。カーテンを開ける。朝日が射し込んで部屋は白に満ち溢れた。窓を開ける。清々しく涼しい風が吹き込んで、眠気の残る肌を撫でた。すると雀が飛び込んできて、窓枠に降り立った。そっと手を伸ばすとどこかへ飛び立ってしまった。その背中を見届け、大きく伸びをした。
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