6.鶏肉の味がした
自分のスキルのこともなんとなく分かったので、
これからの行動をどうするか決めよう。
ぐぅ~。
……腹が減ったから、先に何か食べるか。
どこかに手頃な小動物はいないかなーっと。
お、大きい蛇発見。
全長7mくらいあるぞ。
――――――――――――――――――――――――
鑑定結果
Lv:30(54歳)
種族:バジリスク
スキル:【死の眼】【猛毒の牙】【火炎ブレス】
ステータス:
HP 358/358 MP64/64
ATK95 DEF32 MAT44 MDF38 SPD62 INT30 LUK40
見た者に死を与えると言われている蛇。
非常に危険な魔獣であり、即死耐性を持つ者でなければ
相手をしてはいけない。
――――――――――――――――――――――――
「にゃー(突撃ー)」
俺は木の上から飛びかかり、眼つぶしする。
「キシャー?!」
蛇は驚き炎を吐くが、それを避け、首に咬みつき攻撃だ。
太さ50cmはあるだろうその首から血が大量に流れる。
やがて蛇は息絶えた。
やれやれ。この世界では某魔法使いの映画のボスみたいなのが
普通に野生で出てくるのか。恐ろしいな。
俺が難なく勝てたのも、女神さんの特典の力とやらのおかげだろう。
さぁて、朝ごはんの時間だ。
俺は蛇の首を爪で切り、皮を少し
鶏肉みたいな味がした。
う~ん、デリシャス。
食いきれない分は四次元空間に仕舞っておこう。
その後、町の散策に出かけるとするか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます