第8話それからの日々


「ねえ石垣くんあのさ付き合うことになったから敬語とかやめない?」

「もちろんいいですよ!」

「あっ敬語になってる!」

「あっ徐々になくすから」

「あ、あとさ」

「なんですか?」

「そのえっと名前で読んでほしい」

「えっとえっとあ、朱里」

「なんかむずかゆいなあ私は渉くんって呼ぶね」

「なんか落ち着かないけど慣れるかな」


こんな感じで俺は可愛い彼女ができたのだ(夢じゃないよな)

そして俺は気になっていたことを聞くことにした


「アイドルをやめるってほんとですか?」

「ええほんとよこれから忙しくなるし...それにちょっとねでも今年1年は続けるから」

「そうなんだこの前のステージとかすごい楽しそうだったのに」

「まあこれからも歌うことは続けるよ」



そして次の日から朱里が仕事がない日は朝一緒に行き帰りも一緒に帰るということをしていた。そして昼休みも一緒にいたのだもちろん学校内で噂にならないはずはなく付き合って1週間ぐらいたったときクラスで質問ぜめにあいとまあさんざんだった

今日も一緒に帰る予定なので行くと今日も変わらずに朱里はいた


「お疲れ様」

「お疲れ様もう少しでテストだけど渉はどう?」

「うーんいつもと変わらずって感じかな」

「いつもってどれくらい?」

「平均点くらい?」

「なるほどね、そうだ!勉強教えてあげるよ!」

「えっほんと!?助かる!」

「じゃあどこ行くか...」

「渉の家行ってみたいなあ」

「えっ今はちょっと...」

「うーん怪しい...よし!決めた今日は渉の家で勉強!」

「わかったわかった」


俺の家に来るんだよね...あれ部屋片付けてたっけ?

ということで俺の家の前まできた


「ただいまー」

「渉今日は誰かいるの?」

「うーん多分母親がいるはず...」

「あっおかえりその後ろの人は誰?ん?まさか小川朱里ちゃん!?」

「えっとまあそうなんだけど早くどいて今から勉強するから」


ということで親を追い払い2階にある自室にやってきた(片付いてたよかった)


「焦ってた割には綺麗じゃん!」

「まあね」

「じゃあ勉強しようか」

「そうだね」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る