第2話連れてかれて....

小川先輩に連れられるがまま逃げた俺はバイト先に連絡し急病というとあっさり休みを認めてくれた(いいバイト先で良かった)

「小川先輩どこまで行くんですか?もうさっきの場所からかなり離れましたけど」

「えっえっとまあそのへん?」

「そういえば今日学校ですよね?なんで制服じゃないんですか?」

「えっとまあ色々と」


小川先輩にも色々あるんだろうと思いこれ以上の追求はやめることにした

そのとき俺たちのすぐそばにいきなり車が止まりなにやら女の人が降りて来た俺はまたなにかあるのかと思い小川先輩の前に護るように立ったそのとき小川先輩が言った


「ま、マネージャー!?」

「マネージャー?まさかとは思うけど先輩が今日逃げてたのって撮影が嫌とかそうゆう...」

「ち、違う!」

「やっと見つけた早く戻ってみんなに謝るよ!」


俺はこの展開を予想していなかったといえば嘘になるしかしそんなことが起こるなんて信じられないと思っていたからかなり驚いた


「小川先輩じゃあまた学校で会えたらよろしくです!」

「じゃあまた」


そのときマネージャーさんから衝撃の発言が


「彼氏さんかな?早く乗って!」

「はあ!?小川先輩とは話したの初めてですよ!?そんなことないですよ!」

「なんだとりあえず早く乗って」


それから俺は小川先輩のマネージャーさんによって撮影現場に連れて行かれ撮影が終わるまで結局いたため夜遅くなってしまった。正直いつも学校で見かける小川先輩とは違い演技に集中する姿はとてもかっこよかった。その後は少しお手伝いをし帰ることにした。一人で帰ろうとしたらマネージャーさんから呼び止められ小川先輩を送るように頼まれた。帰り際にマネージャーさんが小川先輩になにか言っていたが声が小さすぎてよく聞こえなかった



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る