50pv記念 隠された秘密
前書き
自分のなかでは友人1人しか読むとおもってなかったので驚きなのです。
いつもありがとうございます!
今回は本編ではほとんど触れられない人たちの物語を書きました。
どんな人にも物語があるのです
どうも、絢にクリオネに似てると言われた神です。
絢が気絶していてストーリーがまた展開しなさそうなので
ここで僕のちょっとしたお話をきいてください。
僕の当初の予定は違かったんです。
僕はある人を殺す予定だったんです。
殺す予定っていうとあれだけどそう決まってたんです。
その人の寿命はこの日までだって。
なのになぜかそこにイレギュラーが起きたんです。
死ぬ予定じゃない人が死んだのです。
なのでとりあえず予定してた人と話すことにしました。
「こんにちは」
その人はとても落ち着いていました。
「これで会うのは4度目ですね、死神さん」
「今回の僕の姿はナニにみえる?」
「そうだなぁ、あの人にみえるよ。
絢のお父さん」
今回は相当老けてるようでいやだなぁ。
え?死神?
最初から僕はずっといっていたじゃないか(死)神様だって。
どんな神か聞かれなかったから答えなかっただけさ。
「今回は君、あれだけのことをしたんだから、人間にはなれないよ?」
「そんなことはわかってるよ」
「それじゃあ、今回はどこかなぁ」
僕は事前にきている封筒を開く。
その人のこれから進むべき道は僕に決定権はない。
事前にきた書類の通りに案内するだけ。
この人の今回の行き先は
「・・・の補佐」
あらま。
ずいぶんとえぐいことをしてくれますねぇ。
僕の首も、彼女の首も締め付けるなんて采配がお上手だ。
「あぁあ、いーや。こうなったらとことん暴れてやる」
「え?」
「ねぇ、もう1人の子、どこにおくってほしい?」
僕はこの子と自分に対する上の対応が気にくわなかったんです。
だから反抗期を始めることにしました。
輪廻の輪から外されたもの同士、暴れられるだけやってやろうと思ったのです。
「じゃあ、乙女ゲームのヒロインにしてくださいよ」
「ほぉ、理由は?」
「今度はしあわせにしてあげてもいいのでは?」
僕は絢さんの資料に目をとおしていました。
確かに、あれは辛いものがあるとおもいます。
その責任は目の前にいる彼女にもあるわけだけれど。
確かにヒロインになれば否応なしに愛されるとは思います。
けど、それを彼女は望むのかな?
ま、面白そうだからなんでもいいや。
そっちの世界の神様に頭下げてどうにかしてもらおう。
「了解。じゃあそれは交渉しとく。
君のこれからの仕事は絢と僕の補佐ね」
「…は?」
だってそうやってかいてあるんだもん。
嫌な足枷ができちゃったなぁ。
「僕も最悪だよ。
1人で過ごしてるの楽しかったのに。」
「まぁ、それはいいじゃないですか。
私たちの付き合い結構長いですし」
「あれから何年たつっけ?」
「んー、400年ぐらい?」
「こりゃながいや。」
よし、じゃあ僕は絢に会いに行くことにしましょう。
「それじゃあ、いってくるから仕事内容に目をとおしておいて」
そんなわけで僕は彼女にあったのです。
あの人は乙女ゲームの世界でやっていけるのか不安です。
ものすごく能力をつけることを望まれましたが、僕にそんな力はありません。
そんなわけで、向こうの世界の神様に相談して、もともとヒロインが持っている力に一つ付け足してもらいました。
これを付け足せば彼女が望んでいたことがある程度できるとおもうのです。
いやー、我ながらやりすぎた気もします。
本来なら彼女は天界にいけたんですけどね。
悪いことをしました。
きっと大量虐殺とか起きたら全部押し付けられるんだろうな。
まぁ、この仕事何年もやってませんし、自分のことを教えてくれない奴らが悪いんですよ。
死神の仕事、決められた場所にその人を届けること。
そして、その人の人生の記録を確認し保存すること。
今回の担当した二人には重さがありました。
僕には抱えきれないぐらい重い思う想いがつまってました。
これからの未来が少しでもよくなるように
神様らしいことをしてしまったのです。
これは誰にもいえない秘密。
後書き
はい、更新する日の設定を1日間違えてました。
大変申し訳ありません!
以後気をつけるであります!
これからも読んでもらえるようがんばるですよ!
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