26.8
ルッツのベッドに、小さなぬいぐるみを吊り下げてみた。気に入ってくれたようで、吊り下げたぬいぐるみを掴んだり蹴飛ばして笑っていた。試しに一つ、鈴を入れたぬいぐるみをつけてみると、音に驚いたようで固まっていた。あまりにも怪訝な顔をするから、つい笑ってしまった。
ルッツはよく食べよく眠る子だから、身長や体重はもちろん腕や頬の肉もついてきたように思う。腕なんて、肘から手首までにかけてが特に目立って二つ山なりになっている。ぎゅっと縮こめた時などは、まるで関節が増えてしまったようだ。手や足の付け根、首なども洗いにくく、汗でかぶれやすい。見た目の可愛らしさはあるが、充分に気を付けなければならない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます