13.6

 ルッツが夜中に起きる回数が少なくなった。昼間は出来るだけ陽の光を浴びせたり遊ばせるようにしているから、疲れてか夜はしっかり寝てくれるようになった。長い時間眠れるようになったのも成長だろう。

 触れ合う時間も増やしているが、やはり重くなったと感じるし、蹴られると結構痛い。日に日に大きくなっていくルッツを見守れるのは、とても幸せだ。


 ヤンがルッツの世話をしているのを見ていたが、同時にくしゃみをしたり欠伸をしていて可愛かった。ヤンにそれを伝えると、寝ている俺とルッツが同時に唸っていたと言っていた。何となく恥ずかしくなるが、可愛いと言うヤンが嬉しそうにしていたから良しとしよう。

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