呼吸している

気が付いたのは、僕の息が、切れかかっている、ということ。


いや、ちゃんと呼吸はしているんだよ。


でもね。


社会の人はあんまり関心がないみたい。


だから、僕は走る。


走って、走って、その先にある景色を見に行く。


考えるより先に、動く。


そうしたら、いつの間にか気づかないうちに、ちゃんと息ができているから。


だから、考えながら動く。


まだ、ぎこちないけどね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る