第3話 おっぱいの大きさの差が、実力の差だ!

「ヘスティー王女、F! アイリス王女、AA!」


 同い年とは思えない2人の体格差でした。


「やはり、本命はヘスティー王女ね!」


「いやいや。コレー王女も負けてないわ」


「それにしても、みんな呆れるくらい大きいわね」


「はぁー……キュア様とミア様に継承権が有れば良かったのに……。」


「チチデッカ家は断絶間違いなしよ……。」


 王女たちについてきた侍女たちが噂をしました。


「まだあと5年もあるのよ……。」


「諦めるわけにはいかないわ……。」


 キュアとミアが、大きなおっぱいをゆっさゆっさと揺らしています。


 2人とも不安でいっぱいなのです。


 アイリスはというと、サッパリしていました。


 アイリスはオタクなのです。


 だから女王になって毎日多くの人と会うのが嫌なのです。


 そんな暇があったら、ゲームがしたいのです。


 課金なんかしなくても、時間がたっぷりあればそれでいいのです。


 王位を継承したいという野心が全くないというよりは、なりたくないのです。


「せめて、1人でもスポンサーを獲得できれば……。」


「毎日、鶏肉を食べさせることができれば……。」


 キュアもミアも、さみしそうに言いました。


 そして、アイリスの育乳資金の獲得に奔走しました。


 大きなおっぱいを揺らしながら。

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