初恋

ちゅん汰ぁ

初恋

教室の片隅で 気づいたら見てた

真ん中の席に座る 坊主頭の男の子


いつも ニコニコ笑ってて

いつも 楽しそうで

いつも 仲のいい友達といて


私に無いもの たくさん持ってる 男の子


羨ましくて 自分もそうなりたくて

そう思って 見ていただけなのに


いつの間にか

視線が重なる様になって

慌てて 目を逸らして


また 視線がぶつかって

ドキドキして

顔が赤らんできて

目を逸らして


何度も 何回も いつも いつの日も

同じことを繰り返して


鳴り止まない 心臓の音と

教室に響く 君の声と

探して 見つけて 聞きいて


好きと言う気持ちを

そっと 心の奥底にいつもしまうの

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

初恋 ちゅん汰ぁ @cozu-ktcya

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る