第15話「幻獣の集い」
~あらすじ~
超巨大な四足歩行型セルリアンを倒す為に、颯真はエミカと合体する!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~大量発生~
アスタロト[何!?]
颯真[セルリアンが、、、大量に、、、!]
巨大なセルリアンからセルリアンが
大量に出てくるッ!
マルバス[雑魚は僕が処理するよ。]
ラウム[僕も処理しますッ!]
アスタロト[頼んだッ!]
颯真(セリアンッ!エミカは!?)
セリアン(まだかかるッ!)
颯真(なら!ウイングでッ!)
シュインッ!シュインッ!
シューターで脚を攻撃するッ!
アスタロト[行くぞッ!]
バシュンッ!バシュンッ!
同じくブラスターで脚を攻撃するッ!
セルリアン「グォン、、、グググ、、ッ!」
マルバス(さて、、、僕もやろうかな。)
ピピッ!キュイィィィィィンッ!
マルバス(プラネットアーマー、合体。)
すると、、、ッ!
キュイィィィィィィィィィンッ!
水色と緑色のアーマーが飛んできたッ!
マルバス(合体、、、確認、、、。)
ガシャンッ!プシューッ!
マルバス(
キュイィィィィィンッ!
颯真[!?]
マルバス[行くよ。]
海上に大竜巻を起こすッ!
ブフォォンッ!!!
パパパパパパパパパパパパパパッカァンッ!
颯真[あれは、、、ッ!]
アスタロト[こっちはこっちで戦うぞ!]
颯真[わかった!]
アスタロト[こちらから仕掛けるッ!]
超巨大な四足歩行型セルリアンに接近する!
アスタロト[捉えたッ!]
バシュンバシュンバシュンバシュンッ!!
ブラスターを連射するッ!
アスタロト[ハァッ!!]
バシュンッ!
セルリアン[グォン、、、ッ!]
アスタロト[良し!効いてるッ!]
超巨大な四足歩行型セルリアンに皹が入る!
颯真[行くぜッ!]
ウイングの全ての武装を展開するッ!
颯真[ウイングの攻撃なら、、、ッ!]
ブレード八機、シューター四機で総攻撃を
仕掛けるッ!
颯真[うぉぉぉッ!]
バババババババババババババババババッ!!
ザシュンッ!ザシュンッ!ザシュンッ!
セルリアン[グォォォッ!]
バキバキッ!バキバキッ!
颯真[良しッ!良い感じだッ!]
場所は変わって、、、。
マルバス[一気に決めるよ。]
アーマーを展開!
マルバス[ハァッ!!]
自身を中心にして、大竜巻を起こすッ!
マルバス[ふぅ、、、。]
パパパパパパパパパパパパパパッカァンッ!
マルバス[次、行くよ。]
前後で入れ替わり、、、。
ラウム[行きますッ!]
ガシャンッ!
背中にバックパックが出現!
ラウム[ファントムの力ならッ!]
分身して、突進する!
ラウム×3[ハァッ!!]
パパパパパパパパパパパパパパッカァンッ!
ラウム[良しッ!]
~到着~
エミカ[待たせたねッ!]
飛行機形態で飛んできたッ!
颯真[良しッ!これで決めるッ!]
エミカ[合・体ッ!]
颯真[フレンズ!コネクションセンター!]
ガシャンッ!プシューッ!キランッ!
飛行機が変形!ユニオンフレンズに合体して稼働率が上昇したッ!
颯真[ユニオンフレンズウルフッ!]
アスタロト[これが少年の、、、新しい姿
なのか、、、ッ!]
颯真[これで決めるッ!]
セリアン(オーバードライブ、、始動ッ!)
キュイィィィィィィィィィィィィィンッ!
颯真[ハァァァァッ!!](ビックバン
ブレードッ!スラッシャァァァァァァッ!)
ドゴォォォォンッ!バキバキッ!バキバキ!
超極太ビームでセルリアンを切り裂くッ!!
セルリアン[グォォォォォォッ!]
パッカァァンッ!
颯真[良しッ!]
アスタロト[倒したぞ!一時帰還だ!]
マルバス[了解。]
ラウム[わかりましたッ!]
アスタロト[聞こえるか?こちらアスタロトだ、そっちの状況はどうだ?]
ピピ!
彩月[こっちも何とかなりそうだ!]
アスタロト[了解した。こちらは先に帰還
している。何かあったら連絡を。]
彩月[わかった。]
ピピ!
颯真[アスタロト!]
アスタロト[どうした、少年。]
颯真[ハンターズが気になる。別行動しても良いか?]
アスタロト[それなら私も行こう。]
颯真[マルバスとラウムは?]
アスタロト[帰還させて置く。]
颯真[わかった。]
アスタロト[マルバス!ラウム!君達は先に帰還してくれ。]
マルバス[わかった。]
ラウム[了解ッ!]
二人は基地へ向かった、、、。
颯真[さて、、、彩月達を助けに行くか。]
アスタロト[わかった。]
二人はパークへと向かう、、、。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~忘却の彼方~
颯真(さて、、、パークに着いたが、、、
ハンターズはどこだ、、、?)
フレンズ形態で辺りを歩き回る。
アスタロト(ふむ、、、ハンターズらしき
人物は居ない、、、か。)
アスタロトも同様にフレンズ形態である。
と、、、そこに、、、。
ガサガサ、、、。
ボウシ「この辺りか、、、。」
颯真「!?」
ボウシ「居たッ!」
颯真「お前はッ!?」
ボウシ「誰だ、、、?」
颯真「え?」
ボウシ「お前は誰だと言っている。」
颯真「俺だ、、、ヴィネだ!」
ボウシ「ヴィネ、、、?知らないな。」
颯真「忘れたのか!?訓練生時代、一緒に
コヨーテと三人で、、、ッ!」
ボウシ「お前が何でコヨーテをッ!」
カチャ、、、。
銃を向ける、、、。
颯真「、、、ッ!」
アスタロト「初めまして、、、だな。」
ボウシ「まずお前達から名乗れ。」
アスタロト「私はアスタロト。」
颯真「俺はヴィネだ、、、。」
ボウシ「俺はボウシだ。」
颯真「なぁ、コン、、、。」
ボウシ「その名で呼ぶなッ!!」
バァンッ!
銃を発砲する、、、。
ボウシ「俺はボウシだ、、、ッ!」
颯真「グ、、、ッ!」
エミカ(これは、、、何!?)
セリアン(わからん、、、特別な物質、、、あるいは、、、能力か何かだ、、、。)
ボウシ「お前達、、、セルリアンだな?
探知機で反応が出ている、、、。」
颯真「ボウシ、、、容赦無いな、、、ッ!」
命中したのは左肩、、、。
ボウシ「セルリアンに容赦はしない!」
颯真「憎しみは、、、持っちゃいけない!」
ボウシ「お前に俺の何が分かるって
言うんだッ!」
バァンッ!
また発砲する、、、ッ!
颯真「グッ!」
右下腕、、、。
アスタロト「貴様、ボウシと名乗ったな。」
ボウシ「なんだ、、、?」
アスタロト「私の仲間を傷付けるのは、、、断じて許さないぞ、、、?」
ボウシ(何だ、、、このオーラ、、、。)
アスタロト「これ以上発砲するのなら、、、私は君を生きては返さない、、、。」
ボウシ「、、、ッ!?」
アスタロト「大丈夫か?少年。」
颯真「あぁ、何とか、、、。」
アスタロト「さて、、、どうする?」
ボウシ「、、、。」
颯真「ボウシ、、、一つ質問だ、、、。」
ボウシ「何だ、、、。」
颯真「コヨーテは、、コヨーテはどうした?確か、、、ハンターズに居た筈、、、。」
ボウシ「、、、ッ!!」
アスタロト「、、、。」
ボウシ「コヨーテは、、、巨大なセルリアンによって、、、死んだッ!」
颯真「何、、、!?」
ボウシ「気が付いたら、、時間が飛び、、、コヨーテは、、、目の前で、、、ッ!!」
颯真「時間が、、、飛んだ!?」
ボウシ「だから俺はボウシになったッ!
弱い自分を捨てるために、、、ッ!」
颯真「まさか、、、その傷も、、、。」
ボウシ「体感はしていない、、、だが、、、記憶はあるッ!俺は、ヘリに乗っていた、、そこに、セルリアンが現れて、、、ッ!」
颯真「何、、、だと!?セルリアンが!?」
ボウシ「そうだッ!だから俺はセルリアンを憎み、、、こうして時間を捻じ曲げた奴を
探しているッ!」
拳を強く握り締めている、、、ッ!
颯真「確かに、、、セルリアンに戦友を
殺され、、、セルリアンに傷を負わされた
お前の気持ちは分かる、、、ッ!でも、、、自分が地獄を見たからって、、、それを他人に押し付けて良い理由にはならないんだ!」
ボウシ「、、、。」
颯真「だから、、、見付けるんだ、、、ッ!こんな事にならない様に、、、セルリアン
との対話ができる様に、、、ッ!その方法を見付けるんだッ!」
ボウシ「何で、、、何でお前は、、、ッ!」
颯真「アスタロト、、、基地に戻ってくれ。あとは俺がやる、、、。」
アスタロト「しかし、、、ッ!」
颯真「大丈夫だ、、、死にそうになったら
逃げる、、、。」
アスタロト「わかった。」
キュイィィィィィィィィィンッ!
アスタロトは基地へと帰還した。
ボウシ「憎しみを持って何が悪いッ!俺は
セルリアンを根絶させるッ!その為に
ハンターズに入ったんだッ!!」
ボウシの身体が変化して行く、、、ッ!
颯真「!?」
ボウシ「お前もセルリアンなら、、、ッ!」
颯真「やめろッ!ボウシ、、、ッ!」
ボウシ「お前を、、、殺すッ!」
なんと、、、ボウシはクリエイター形態に
なって、、、ッ!?
颯真「辞めるんだッ!」
ユニオンフレンズを起動して対抗するッ!!
ボウシ「辞められるかッ!俺は、、、ッ!
俺は、、、ッ!」
颯真「何でだッ!憎しみは持っちゃいけないんだッ!こんな事を繰り返していたら、、、心が壊れて人間では無くなってしまうッ!」
ボウシ「知るかッ!俺は、、、セルリアンを根絶する為に、クリエイターになったッ!」
ブンッ!
胴体に蹴りを入れる!
ドカッ!
颯真「グッ!やめろ、、、やめてくれッ!」
ボウシ「喋るなァァァァッ!!」
拳を振り抜くッ!
颯真「このッ!分からず屋ァッ!!」
瞳が赤く変化する、、、ッ!
ウィィィィンッ!シュゥィンッ!
ガシャンッ!ガシャンガシャンッ!
装甲が展開されて、ビーストモードが
起動した!シールド発生機が赤く発光する!
ボウシ「グッ!」
颯真「この力は、、、ッ!」
ボウシ「だったらッ!」
ウィィィィンッ!シュゥィンッ!
ガシャンッ!ガシャンガシャンッ!
ボウシの装甲も展開されて、ビーストモードが発動したッ!シールド発生機が紫色に発光して、フィールドを作り出すッ!
颯真「何!?」
ボウシ「俺は、、、ッ!」
二人は両手で取っ組み合い互いに押し合う!
ガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!
ボウシ「グゥ、、、ッ!」
颯真「グゥ、、、ッ!」
ボウシの瞳が紫色に変化するッ!
颯真「グヴゥゥゥッ!!」
ボウシ「セルリアンと手を組んだ奴を倒そうって言うんだ!元々の体を捨てる位!俺に
とってどうって事、、、ッ!」
颯真「違う、、、違うよッ!お前だって
クリエイターだッ!俺と同じでッ!」
ボウシ「違うッ!何も失ってないお前とは
違うッ!俺はッ!」
颯真「どうして分かろうとしないんだッ!」
ボウシ「分かってたまるかッ!いきなり時間が飛んで、、、ッ!いきなり失ってッ!」
颯真「グゥゥゥッ!」
~可能性の獣~
その時ッ!
ブンッ!ガギンッ!
ボウシ「グッ、、、誰だッ!」
横に大きく吹き飛ばされたッ!
ユニコーン「私は、ユニコーン、、、可能性を司る獣です、、、。」
颯真「お前が、、、何で!?」
ユニコーン「霊夢さんに連れて来て貰い
ました。この者は力に囚われています。
貴方の可能性は、この者を助ける事ができる可能性が秘められています、、、。」
颯真「しかし、、、ッ!」
ユニコーン「大丈夫です、、、私が居れば
貴方は唯一無二の力で、その者を助ける事ができるでしょう、、、。」
ボウシ「ユニコーン、、、だと?」
颯真「じゃあ、、、どうすれば、、、ッ!」
ユニコーン「
ありますよね?それをするのです。」
颯真「明鏡、、、止水、、、。」
ユニコーン「良いですか?周りの音を
聞き分けるのです、、、。」
颯真「わかった、やってみる、、、。」
ボウシ「させるかッ!!」
ガンッ!
ユニコーン「貴方の相手は私です。」
ガギンッ!
槍で弾き飛ばすッ!
ボウシ「グッ!」
颯真「フゥゥゥゥゥゥゥゥ、、、。」
ビーストを解除しつつ、息を吐き出し、
心を落ち着かせる。
颯真(周りの音、、、風の流れ、、、木々
の騒めき、、、川の流れ、、、聞こえる、、自然の伊吹が、、、。)
ユニコーン(そろそろですか、、、?)
颯真「行くぜッ!」
ユニコーン「行きますよッ!」
颯真・ユニコーン「けも合体ッ!」
ボウシ「何だ、、、それは、、、ッ!?」
ユニコーンが球体状(サンドスター状態)となり、そこからアーマーに変化して行くッ!
白いアーマーは颯真の装甲に合体し、まるでユニコーンを思わせるかの様な姿になった!
颯真「ユニオンフレンズ、ユニコルノッ!」
キランッ!ヴォーンッ!
ボウシ「何!?」
颯真「俺はお前を止めるッ!」
ボウシ「何だ、、、ッ!これは、、、ッ!」
颯真「ハァッ!!」
ガギンッ!
槍を使い、攻撃するッ!
ボウシ「グッ!」
颯真「もうやめてくれッ!お前を倒したくはないッ!武装を解除するんだッ!」
ボウシ「グッ、、、ッ!セルリアン、、、
セルリアンは、、、敵ッ!!」
そう言い、、更にシールド発生力を強める!
颯真「グッ!グゥゥゥッ!」
ウィィィィンッ!シュゥィンッ!
ガシャンッ!ガシャンガシャンガシャンッ!
ザ・ビーストモードが起動したッ!
瞳が赤く発光するッ!
ボウシ「グァッ!!」
後方に吹き飛ばされるッ!
颯真「ヴォーンッ!」
キュイィィィィィンッ!
飛び去って逃げるッ!
ボウシ「何だ、、、あれは、、、ッ!」
颯真「グッ、、、。」
ガシャン、、、ガシャンガシャン。
プシューッ!
強制的にザ・ビーストモードが解除されて、合体も解除される、、、。
ユニコーン「ダメでしたか、、、。」
何処かに飛び去って行った、、、。
颯真「うっ、、、。」
ドサッ!
そのまま、、、意識を失った、、、。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~幻夢~
颯真(ここは、、、どこだ、、、?)
白い空間をただひたすら歩いて行く、、、。
颯真(誰かいる、、、?)
その人物の元に歩いて行く、、、。
颯真(これは、、、誰だ、、、?)
??「貴方は、、、誰?」
颯真「俺はエゾオオカミ。お前は?」
??「私、、、私は、
麒麟の姿、、、それは緑色の服で統一して、パーカーにロングスカートと、緩めな
洋服を着ている。長髪はグラデーションが
掛かっていて、根元から濃い緑色で、先端は黄色い。瞳は、右目がエメラルドグリーンで左目がレモンイエローのオットアイ。
颯真「麒麟、、いや、普通の麒麟じゃない。もっと黄色い筈、、、首も長いし、、、。」
麒麟「私は普通の麒麟じゃないわ。」
颯真「じゃあ、、、お前は、、、。」
麒麟「中国の神話、聞いた事あるでしょう?あの麒麟よ?」
颯真「キリストに続いて今度は中国神話か。なかなかにややこしくなってきた。」
麒麟「他の天使達は知らないけど、、、私は幻獣の一体ではあるわよ。」
と、その時。誰か向こうから歩いてきた。
朱雀「おぉ!キーちゃん!そこに居たか!」
颯真「キーちゃん!?」
麒麟「勝手にそう呼んでるわ。」
朱雀「はて、、、隣にいるのは?」
颯真「エゾオオカミだ、よろしく頼む。」
朱雀「ふむ、、、何故ここに?」
麒麟「私が呼んだのよ。」
朱雀「呼んだ、、、とは?」
麒麟「この子、私達の力を扱える様なの。
まだまだ未熟だけどね、、、。」
朱雀「ふぅん、、、この者が、、、。」
じっと見つめる、、、。
青龍「スーちゃん!突っ走って行っちゃダメだってッ!もう、、、って、、、え?」
玄武「長らく動いていないせいか体が訛って来た様な、、、ん?」
白虎「皆急いじゃダメだってば、、、ん?」
颯真「あれ?これって、、、もしかして?」
麒麟「もしかしなくてもそうよ。」
颯真「中国神話の、、、幻獣達!?」
麒麟「そうよ。後三体いるけどね。」
颯真「いや、、、多くね?」
麒麟「そう?これでも他の神話に比べたら
少ない方だわ。特に多いのは仏教かしら?
神様の数がどうたらこうたら、、、。」
颯真「それより、他の三体は?」
麒麟「連れ去られたわ。」
颯真「え?」
麒麟「私達の力は、あの科学者にッ!!」
颯真「科学者って、、、まさかッ!」
麒麟「そうよ、、私の友人でもあった
朱雀「まて麒麟、我ら四神がお主の友人を
助けに行く、、、ッ!」
麒麟「それではあの時の二の舞いよ!」
朱雀「だがッ!」
玄武「落ち着け、二人共!」
朱雀「、、、。」
麒麟「、、、。」
玄武「確かに、あの科学者は我らが神を冒涜する様な輩だ。しかし、こちらが焦って策を労していては奴の思う壷だ。」
麒麟「だったらどうすれば、、、?」
玄武「そこで彼の出番、と言う事だろう?」
颯真「俺の出番、、、ね?」
玄武「彼には我らを扱える裁量と技量がある訳だが、、、どうだ?我らの力、、、扱う
覚悟はあるか?我らの業は重いぞ?」
颯真「自信とか、覚悟なんて、無い。でも、誰かを助けたい気持ちは同じだ。だから、
そいつを助ける意味も込めて、俺は、あいつを倒したい、、、救ってやりたいんだ。」
玄武「ほう、、、?中々に面白い回答をする者だ、、彼に我らの力を与える価値は十二分に存在すると思うがどうだろうか、、、?
私だったら彼に与えても良いと思うが?」
朱雀「玄武はこの様な
玄武「そうだ。」
青龍「う〜ん、、、。」
白虎「良いんじゃないかな?」
麒麟「そうね、、、。」
朱雀「、、、。」
青龍「私も貸しても良いと思うけど?」
朱雀「そう、、、。」
颯真(そう言えば俺は気絶してから何分位
経ったっけ?五分?いやもっとだ、、、だとすると、、、俺は二時間以上倒れたまま?)
カッコッカッコッカッコッチーン!
嫌な予感が颯真の脳裏をよぎる!
颯真(あれ?これって凄くまずくね?)
玄武「どうした?」
颯真「いや、、、何か嫌な予感が、、、。」
玄武「成程、、、。」
颯真「そろそろ行かなきゃな、、、。」
玄武「そうか、、、。」
颯真「じゃあ、、、力はどうするんだ?」
玄武「では、与えたいと言う者は彼の手を
握り、力を与えよ。」
手を握ったのは、、、全員、、、。
颯真「皆、、、ありがとう。」
白い世界が崩れ行く、、、。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~神の怒り~
颯真(さて、、、ここは、、、どこだ?)
???「ふんふんふーん♪いつ見ても良い
よね〜♪数値が全てを教えてくれる♪」
颯真「ん、、、。」
???「!?」(まさか、、、起きた!?)
颯真「おはよう、、、ん?」
四肢を固定されていた。
颯真(うそーん、、、どこだよ、、、。)
かるーく能力を使う、、、。
バキバキバキバキッ!パリンッ!
???「!?」
颯真「さて、、、お前か、、、。」
そう言いながら体を起こす、、、。
???「お前か、、、って僕の事?」
颯真「後俺の上半身の毛皮はどうした?」
うん、着てるのは下半身の毛皮だけだね。
???「いや〜分解しちゃった☆」
颯真「はぁ、、、。」
そう溜息を零しつつ、毛皮を再生する。
???「やっぱり!君再生できるんだね!」
颯真「?」
???「いや〜君の毛皮の材質が普通の材質だったからさ〜。」
颯真「さて、、、お前はメガネだな?」
メガネ「へぇ〜?覚えていたんだ?」
颯真「まぁこの後の展開なんて誰でも予想
できる訳だから、、、。」
パシュンッ!
サイレンサー付き麻酔銃を発砲する!
ガンッ!
セルリアンのシールドでガードする!
メガネ「何!?」
颯真「すまないが、初見じゃないんだわ。」
メガネ「まさか、、、二度目、、、?」
颯真「まぁ、そうかもな。」
❊因みに一回目は帽子の男さんの近況ノートのコメントに書いてあるからそちらもどうぞ
『機密情報(編集済み)の経歴』にあります
颯真「さて、、、どうするんだ?自身の唯一の対抗手段を失って、、、。」
メガネ「まさか、僕がこれだけと思っているのかい?」
颯真「ぶっちゃけまだ眠いから、、、本気
じゃないんだけど、、、ふぁ、、、あぁ。」
メガネ「危機感ってのがないね、、、?」
颯真「だってよ、、、バトル物に置いて
科学者ってのは、自身の得意分野である
科学を用いて戦うんだぜ?例えば、、、
こんな感じか?」
キラキラ、、、キラキラ、、、。
颯真が創り出したのは、、、。
朱雀「さて、、、さっきはよくもやって
くれたな、、、。」
青龍「私達が貴方に制裁を下すわ。」
白虎「私達の怒りを受けるが良い!」
玄武「只じゃ置かないぞ?」
メガネ「どど!どうしてここに四神が!?」
颯真「科学者なのに分からないんだ〜♪」
ニヤける、、、うん。
メガネ「何!?」
颯真「四神は普通のフレンズでも創れるんだからな、、、。」
メガネ「え?」
颯真「まぁ科学者なんだから自分で調べな?きっと大発見だぜ?」
メガネ「ぐぬぬ、、、ッ!」
颯真「さて、、、じゃあ脱出しますか。」
と、、、その時ッ!
ドカァンッ!
飛行しながら壁を突き破って突入する!
ボウシ「見つけたぞ、、、ッ!」
颯真「うわ、、、ボウシが来たんだが?」
ボウシ「さっきとは違うって所を
見せてやる、、、。」
ウィィィィンッ!シュゥィンッ!
ガシャンッ!ガシャンガシャンガシャンッ!
颯真「!?」
なんと、、、ボウシはザ・ビーストモードを起動させ、フィールドを作り出すッ!
シールド発生機が紫から黄色に変化するッ!
颯真「何でお前がッ!?」
ボウシ「バンシーの力、、、見せてやる!」
颯真「バンシーだって!?」
ボウシ「ヴォォォォンッ!!」
デスボイスで叫ぶッ!
颯真「何だ、、、これッ!」
少し先の未来が見えるッ!
颯真(ヴィネ!)
ヴィネ(そうだね、、、。)
颯真「さて、、、やるか、、、。」
ボウシ「!?」
颯真「ユニコォォォォォォォォォンッ!!」
再び壁を突き破り、現れたッ!
ユニコーン「ハァッ!!」
ドカァンッ!
メガネ「僕の研究所がぁ、、、ッ!」
ユニコーン「さて、、、私は貴方にまた力を与えますが、、、。」
颯真「必ず成功させてみせるッ!」
数秒間を置き、、、。
ユニコーン「わかりました。」
朱雀(流れが、、、変わった?)
青龍(何か、、、違うわ、、、。)
玄武(雰囲気が、、、変わったか?)
白虎(確かに何か、、違うみたいだ。)
颯真(大丈夫だ、、、俺には、、、。)
ボウシ「させるかッ!」
ユニコーン「ハァッ!!」
ガギンッ!ドゴンッ!
槍で突き、吹き飛ばすッ!
ボウシ「グッ!」
颯真(仲間が、、、居るッ!)
オーラが、、、現れていく、、、。
颯真「覚醒ッ!!!!」
突如発光しだし、瞳が虹色に、、、ッ!
エミカ(大丈夫だよ、、、。)
セリアン(私達がいる、、、。)
オルス(我らは一つ、、、。)
ラファエル(世界を守る為に、、、。)
サタン(自身の可能性を信じて、、、。)
クロノス(自らの力で、、、。)
アル(前を向き、、、。)
メラ(歩いて行くんだぜ?)
ヴィネ(そう、、、私達はッ!)
皆(可能性で満ち溢れてるッ!!)
ユニコーン「行きますよッ!」
颯真「行くぜッ!」
ユニコーン・颯真「けも合体ッ!」
ピカンッ!ガシャンガシャンッ!
アーマーが合体して、、、?
ボウシ「ふん、、、ただの合体じゃないか!そんな装甲、、、砕いてやるッ!」
玄武「させぬッ!」
ボウシ「退けッ!」
玄武「今の内だッ!」
颯真(目覚めてくれ、
ボウシ「喰らえッ!」
バシュンッ!
玄武「エゾオオカミッ!」
ピカァァァンキュイィィィィィィィィンッ!
なんと、、、颯真はけも合体を成功させた
のであるッ!!
ボウシ「何!?」
颯真「ウォォォォォォォォォッ!!」
体から吹き出るサンドスターの嵐でボウシを吹き飛ばすッ!!
ボウシ「グァッ!!」
颯真「ユニオンフレンズ、ユニコルノッ!
エゾオオカミッ!出るッ!」
キュイィィィィィィィィィィィィィンッ!!
瞬く間に空を飛んでボウシに槍で攻撃する!
ボウシ「グッ!」
颯真(この性能、、、凄いッ!)
ボウシ「俺はッ!」
シールド発生力を高めるッ!
颯真「ユニコルノッ!目標を駆逐するッ!」
スラスターを噴射して急接近するッ!
ボウシ「速いッ!だがッ!」
的確にビームを防ぐッ!
颯真「これが、、、俺達のッ!」
シールドを破壊するッ!
ボウシ「グッ!」
颯真「力だァァァッ!」
ブラスターで装甲を破壊するッ!
ボウシ「グァァァァッ!!」
ドカァァァァンッ!
颯真「大丈夫かッ!?」
ドサッ!
ボウシ「、、、。」
颯真(気絶してる、、、。)
一方の研究所は、、、。
メガネ「奪われたか、、、ッ!」
朱雀「観念するのじゃッ!」
青龍「そうよッ!」
メガネ「残念だけど、、僕はまだ死なない!僕の元に付かなかった事を、、、ッ!」
玄武「黙れ。」
ドゴンッ!
地面から岩が芹出し、メガネにぶつける!
メガネ「グハッ!」
ドサッ!
玄武「人の子に、、、この様な人で無しが
居るとは、、、我らが眠っている間に、、、世界も腐りかけている様だ、、、。」
朱雀「しかし彼の様な者も居る事も実状ではある、、、我らはパークの秩序を。」
青龍「そうね、、、。」
白虎「子奴はどうする?」
玄武「ふむ、、、彼の元に置いておくのが
一番良いが、、、。」
朱雀「置いたら彼が動けなくなる。」
白虎「かと言って我らではな、、、。」
メガネ「グハッ!ゴホッ!」
吐血する、、、。
??「ふぁ、、、じゃあ俺の近くで良いか?その方が楽だし。」
天井からぶら下がる様にして顔を覗かせる。
玄武「お前、、、どこから、、、?」
??「元々の次元から、、、。」
メガネ「君は、、、。」
??「よう、、、久しぶりだな。」
玄武「知人か?」
??「こいつには一度借りがあってな。」
玄武「借り、、、とは?」
??「一度眠らされた、、、。」
玄武「成程、、、警戒して置こう。」
メガネ「敵だらけ、、、。」
??「う〜んっと、、、この際だから改名
しようかな?分かりずらいし。」
玄武「?」
??「そうだな、あいつの反対だから、、、睦月、、、で良いか。」
玄武「睦月、、、か。」
睦月「じゃあ、よろしく。」
玄武「よろしく頼む。」
颯真達の裏側で暗躍している睦月、、、
果たしてその正体は!?次回に続く!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~後書き~
ユニコォォォォォォンッ!って、、、。
なんだろう、、、汚染されてゆく、、、。
そんな訳で遂に黒幕(?)が現れた!
果たして睦月とメガネの関係や、女王と
セーバルの関係にも目が離せないッ!
次回をお楽しみにッ!
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