第9話「名も無き時の女神」
*重大な注意ッ!
このお話には、R15のグロ描写があります!
苦手な方は飛ばすか注意して読んでね!
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~あらすじ~
颯真は神であるモルペウスを仲間にし、
オレンジとの合流を目指す。
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~焦り~
颯真(居ないな、、、マジであいつ何処に
行ったんだよ、、、?)
エミカ(とりあえず図書館に行ってみる?)
颯真(あぁ、、、。)
クロノス(、、、?)
颯真(どうした?クロノス。)
クロノス(時間が歪みつつある、、、。)
颯真(え?時間が、、、歪んでる?)
クロノス(私には今居る次元の時間軸が一本の糸の様な物として見えている、、、。)
颯真(それが、、、ぐちゃぐちゃに?)
クロノス(そうだ、、、歪んだ時間軸は、
私の様な能力でしか出来ない筈だ、、、。)
颯真(じゃあ、、、お前見たいな能力を持つ何者かが、、、歪ませている?)
クロノス(あぁ、、、時間を歪められるのは私の他には見た事は、、、。)
ラファエル(いや、、、いる。)
クロノス(なに、、、?その様な話等、、、聞いた事は、、、。)
ラファエル(幾つか居る、、、名はホーラ、時の女神だ、、、。)
颯真(え?時間を操れるのはクロノスだけ
じゃ無いのか?)
ラファエル(いや、ホーラだけじゃ無い。
サートゥルヌスも時間を操る、、、。)
颯真(なんか段々ややこしくなってきた。)
ラファエル(幼い頃はこれを暗記させられたからなぁ、、、あの時は辛かった。)
颯真(ん?神の名前とその能力、、、そして生まれた歴史まで?)
ラファエル(あぁ、、、。)
颯真(それって日本史で豊臣の家系図を
暗記するレベルで面倒だな、、、。)
ラファエル(なんだ、、、?その、、、今
見せて貰った豊臣の家系図よりも面倒だから話すだけでも一週間はかかる、、、。)
颯真(え?)
クロノス(それよりも、、、そのどちらかが歪めていると見て間違いない。)
颯真(でも、、、どうして、、、?)
クロノス(差し詰めこの世界が歪んでいる、或いは、、、。)
颯真(正義感が足りない、、、と?)
クロノス(大体そんな所か、、、。)
ラファエル(だが、、、そんな事をすれば
自身の存在を危機に陥れる様な行為だ!
万死に値するんだぞ!?)
颯真(え?それマジで言ってる?)
ラファエル(勿論だ、、、早く止めないと、まずい事になる、、、ッ!)
颯真(ラファエルッ!彼女の居場所は何処に居る!?今から全速力でッ!)
ラファエル(わからない!何処に居るかすらわからないッ!)
颯真(いやわからないってッ!それじゃ探し様が無いじゃないか!)
ドカァァァァン!
皆(!?)
遠く響き渡る爆発は颯真の耳にも届き、、、内心をどこか鈍く焦らせる、、、。
クロノス(まさか、、、あの方角は、、。)
颯真(図書館、、、!?)
ラファエル(急げ!オレンジ達が危ない!)
颯真(そうだな、、、となればッ!)
エミカ(ユニオンフレンズの出番だね!)
颯真(ユニオンフレンズ、A'ッ!!)
体からセルリアンの装甲が形成され、超高速移動形態のアクセルダッシュになった!
クロノス(私の力も使え!そうすれば僅かな時間で図書館に辿り着ける!)
颯真(分かった!)
クロノス(行くぞ!颯真!)
颯真・クロノス(
チッカ、チッカ、、チッカ、、、チッカ、、チッカ、、、。
時間が止まった、、、。
颯真(よし、、、アクセルダッシュッ!!
目標へ、、、瞬間移動するッ!!)
ガシャン!ガシャンガシャンッ!!
キュイィィィィィィィィィィィィィィィン!
全てのスラスターとブースターから噴射
されたサンドスター粒子は、颯真に爆発的な加速力を与えるッ!!
颯真(ぐッ!)
図書館に向けて超加速し、音よりも速い!
颯真(図書館まであと何秒だ?)
クロノス(こっちの時間であと十秒だ!)
颯真(それじゃ能力が持たない!もっと
加速すれば、、、。)
クロノス(駄目だ!それだと到着しても君のサンドスターが尽きてしまう!)
颯真(だがッ!!)
クロノス(私の能力は長くは続かないが、
それでも持たして見せるッ!)
颯真(一か八かオーバードライブでッ!)
クロノス(それも駄目だッ!)
颯真(時間が足りないッ!!)
クロノス(、、、どうなっても知らないよ?私はちゃんと警告したからね?)
颯真(わかった、、、行っくぜェェェェッ!オーバーッ!!ドライブッ!!)
キュイィィィィィィィィィィィィィンッ!!
体が白くなる、、、超音速のその速度は、
第三宇宙速度を越えた、、、。
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~一瞬~
次の瞬間、、、その刹那、、、時間は瞬く間に進み初め、、移動速度が著しく低下した。颯真(見えたが、、、失速だ!まずい!)
全身の装甲に皹が入り、一気に失速する。
颯真(居たッ!!)
すれ違い様にその敵に蹴りを入れるッ!!
??「!?グハァッ!!」
オレンジ「!?」
颯真「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。」
オレンジ「颯真!?」
颯真「あぁ、、、右脚がイカれた、、、。
クソいてェ、、、。」
その右脚はあらぬ方向に螺曲がっていた。
オレンジ「大丈夫!?」
颯真「安心しろ、数秒で治る。」
オレンジ「え!?」
顔色は良く無いが右脚が治り始めている。
颯真「それより蹴り飛ばしたあいつは?」
オレンジ「さぁ?」
颯真「そうか、、、良し、、、。」
倒れていた体を起こした。
オレンジ「え!?もう治ってる、、、。」
颯真の右脚は既に完治していた、、、。
オレンジ「普通のフレンズじゃ、、、。」
颯真「言っただろう?俺は普通のフレンズ
では無いって、、、。」
オレンジ「そっ、、、そっか、、、。」
颯真「さて、、、そこに居るんだろ!?」
??「良く分かりましたね、、、?」
颯真「先に聞くが、、、お前は誰だ。」
??「私ですか?私は、、、そうですね、、ホーラとでも名乗っておきましょう、、。」
颯真「やはりか、、、時間の流れがおかしいのはお前が操って居るからなんだな?」
ホーラ「えぇ、正しく、、、。」
颯真(なぁクロノス、、お前の予想通りだがどうする、、、?)
クロノス(私が止める、代わってくれ。)
颯真(分かった。)
ホーラ(一体何を考えて、、、。)
颯真(行くぞ?オーバードライブッ!!)
キュイィィィンッ!!
クロノス(オーバーフロウッ!!)
キュイィィィンッ!!
エミカ(凄い、、、共鳴してる、、、。)
颯真の背中から右は白い翼が、左は黒い翼が生えて髪は銀髪になり瞳は黄金色になった。
クロノス「さて、、、久しぶりだな、、、
時の女神、、、ホーラ、、、。」
ホーラ「その口調、、、その姿、、、ッ!
お前は、、、クロノスなのか!?」
クロノス「そうだ、、、私はクロノス、、、君を止めに来た、、、。」
オレンジ「え、、、えぇ!?」
クロノス「お初にお目にかかるな、、、
確か、、、オレンジ、、、だったか、、。」
オレンジ「何で知ってるの?」
クロノス「私は颯真の前々世だ、、、そして彼の人格の一部でもある。」
オレンジ「え〜っと、、、つまり?」
クロノス「君の話は裏から聞いていた。」
オレンジ「え?」
クロノス「他の人格も、同様に同じ事が
出来る、、、主人格は颯真なのだが、、。」
オレンジ「えぇ、、、。」
クロノス「それより私は彼女を止めたいが、どうした物か、、、。」
ホーラ「、、、。」
クロノス「そうだ、、、オレンジ、君は静止した時の中で動けるか、、、?」
オレンジ「時間停止、、、出来ないです。」
クロノス「そうか、、、では逃げろ。」
オレンジ「?」
クロノス「さて、、、物の数秒で決着を付けよう、、、世界を守る為に、、、。」
ホーラ「私は、この世界を作り直す為に破壊する、、この次元も、時間も、世界もッ!」
クロノス「そうか、、、ならば私は、、、
私の使命の為に、、、君を倒すッ!」
オレンジ(どど、、、どうしよう、、、。)
フェニックス(逃げるぞッ!この雰囲気、、只事じゃないッ!早くッ!!)
オレンジ(分かったッ!)
クロノス(良し、、、逃げたか、、、これで心置き無く戦える、、、。)
ホーラ(彼は本当にクロノスなのか、、それを確かめる為に、、、。)
クロノス(彼女は、、、本当にホーラか
確かめる為に、、、。)
クロノス・ホーラ(時間を止めるッ!)
チッカ、チッカ、、チッカ、、、チッカ。
時間が、、、止まった、、、。
クロノス「確かに、これなら君がホーラで
ある事が証明出来る、、、。」
ホーラ「そうね、お前がクロノスである事も証明出来る、、、さて、、、。」
クロノス「私は良く言えば平和主義でね、、君とは争いたく無いのだ、、、。」
ホーラ「お前に私の何が分かる、、、。」
クロノス「、、、。」
ホーラ「一族の恥晒しと言われて、家を追い出されて、挙句の果てには神としての尊厳も
奪われた、、、家族の居ないお前に、、何が分かるッ!私はこの間違った世界を正すッ!その為なら何でもすると誓った、、、ッ!!勿論お前も、、私に立ちはだかるなら、、、
お前も倒すぞッ!クロノスッ!!」
少しの間を置いて、こう、、、言った。
クロノス「そうか、、、ならば久しぶりに
本気を出そうではないか、、、。」
取り出したのは、灰色をした鋼鉄の鎌だ。
クロノス「知っているか?この鎌の名を。」
ホーラ「それは、、、アダマスの鎌、、、
ヘーパイストスが創った鎌が、、何故!?」
クロノス「また、、これを使う日が来るとは思わなかった、、、ましてや友人に等と言う事に、、、おぉ天よ、、、許したまえ。」
ホーラ「お前も本気か、、、なら私も本気で相手をしてやろう、、、後悔するんだな、、秩序よッ!!正義よッ!!私に力をッ!!」
クロノス「何!?」
2つのオーラが 、、、彼女に吸収される、。
ホーラ「アッハッハッハッハッハッハッ!!念の為に他の姉妹を取り込んで置いて、、、良かったァ、、、私の能力一つだけでは、、
負けていたがァ、、、これではどっちが強いか分からなくなって来たなァ!?」
クロノス(颯真、、、一つ頼みがある。)
颯真(ん?)
クロノス(私は今から死に逝く、、、せめて私を分離してはくれないか?)
颯真(断る。)
クロノス(何!?)
颯真(良いか?俺達は、、、文字通り、、、運命共同体だ。誰かが抜けたら成り立たなくなる。クロノス、お前もだ。だからお前が
困って居るのなら、誰かに手を貸して貰っても良いんじゃないか?)
クロノス(、、、。)
颯真(お前が諦めた可能性を、、クロノス。俺がこの手に掴んでやるッ!!見てろッ!!これが、、、真の力だ、、、ッ!!)
クロノス(何をする!?)
体が入れ替わり、、、颯真になったッ!!
ホーラ「ハッハッハッハッ!!入れ替わったみたいだが、、、クロノスはァ、、、逃げたみたいだなァ、、、ッ!!」
颯真「いいや、逃げちゃ居ない、、クロノスは、俺に可能性を託してくれた、、、。」
ホーラ「託す?アッハッハッハッハッ!!
今ので一体どんな可能性を託されたんだ?」
颯真「お前を救える可能性だ。」
ホーラ「、、、。」
パチンッ!
指を鳴らし、、、こう言った。
颯真「そして時は動き出した、、、。」
チッカ、、、チッカ、、チッカ、チッカ。
ホーラ「私の能力が、、、強制的にッ!?」
颯真「さて、、、これでオレンジも一緒に
戦えるな?」
オレンジ「あれッ!?」
颯真「なぁオレンジ?」
オレンジ「、、、。」
颯真「逃げるのも戦うのもお前の自由だ、、だが、、、これだけは覚えとけ、、、。」
オレンジ「?」
颯真「俺は死んででも彼女を止める。」
ホーラ「如何に強靱な精神を持っていようが私の能力には敵わないッ!!」
颯真「それはやってみなければ分からない!お前を止める為に、、、行くぞッ!!」
エミカ(ユニオンフレンズ、、、始動ッ!)
キュイィィィンッ!!
ホーラ「!?」
颯真(セリアン!行けるか?)
セリアン(まだ調整が、、、。)
颯真(彼女の強靱な攻撃を止める為には、
お前の創り出すアーマーが必要なんだ。)
セリアン(しかし、、、ッ!)
颯真(どの程度終わってる?)
セリアン(9割だ、、、。)
颯真(まだ発進出来ないか、、、ッ!!)
エミカ(なら僕の、、、ッ!)
颯真(回避だけだと攻撃がぶれる、、、だが今はこれしか、、、。)
エミカ(分かったッ!)
颯真(ユニオンフレンズブレイクッ!!)
エミカ(行くよッ!!)
颯真(フレンズ!コネクションセンター!)
エミカ(フレンズエクステンションユニット合体ッ!稼働率問題無し!行けるよ!)
颯真(ユニオンフレンズブレイクウルフ!)
ホーラ(合体した!?)
颯真「お前を絶対に止めるッ!!」
ホーラ「だが、合体したからと言って、
私が負ける通り等無いッ!!」
颯真「最初から全力だァァァァァッ!!」
エミカ(オーバードライブッ!!)
キュイィィィンッ!!
体が白くなって合体した飛行機の追加の
スラスターから出たサンドスター粒子が、
大量に吹き出るッ!!
オレンジ「ッ!!」
颯真(行くぞッ!!エミカッ!!)
エミカ(分かったッ!)
飛行機の翼の部分が地面と並行になる様に
展開してサンドスター粒子を吹き出すッ!!
ブレイクチャージキャノンからは、超極太のエネルギーブレードが突き出るッ!!
颯真(ビックバンブレードッ!!
スラッシャァァァァァァァァァァァッ!!)
オレンジ「え、、、えぇ!?」
ホーラ「なっ、、、何ィ!?」
颯真「喰らえェェェェェェェェェェッ!!」
ドゴォンッ!!
オレンジ「す、、、凄いッ!」
颯真「いや、、、駄目だ。」
オレンジ「え?」
ホーラ「ふん、、、その程度の攻撃、、、
嘗て神だった私には聞かないよォ?」
ホーラの体は全く傷が付いて居ない、、、。
颯真「う〜ん、、、これが効かないとなるとかなりヤバいよなぁ、、、。」
オレンジ「どう言う事?」
颯真「さっきのが、、、俺が現段階で出せる最高火力の技だ、、、。」
オレンジ「え?」
颯真「まずい、、、これは何か考えないと、俺達は死ぬし、この世界も破壊される。」
オレンジ「えぇ!?」
颯真(ビーストモードはあるが、、使ったら使ったでサンドスターの消費が激しい、、、一か八かあの形態を、、、いや駄目だ、、、移動速度が遅すぎる、、、ッ!)
オレンジ(僕が合神融合したら、、、いや、そもそも体がそんな長期戦に耐えられない。どうすれば、、、ッ!)
ホーラ「アッハハハハハハハハハハハハッ!私の強さに絶望しちゃったのォ?」
颯真「お前程急ぎもしなければ、世界はまだ絶望しちゃ居ないッ!!」
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以下、グロ注意ッ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ホーラ「あらあら、強がりも大概にして?」
颯真「グハッ!!」
ホーラは一瞬の内に、、、颯真の心臓に、、刃を突き刺した、、、。
オレンジ「颯真!?」
颯真「クソっ、、、痛てぇ、、、ッ!!」
グシュッ!!ビチャッ!!
その刃を無理矢理引き抜いた、、、鮮血が
辺りに飛び散る、、、。
颯真「はぁ、はぁ、はぁ、、、。」
オレンジ「え、、、。」
ホーラ「心臓を突き刺した筈なのに、、、、なのに、、、何で死なないの!?」
颯真「え?何で死なないかって?俺が
セルリアンでもあるからさ!」ドヤッ!
オレンジ「え?」
颯真「なぁオレンジ?俺が刃を抜いた時、
明らかに出血量が少なかったよな?」
オレンジ「そうだね、、、。」
颯真「そこはセルリアンの外殻で覆っていた所だったから、身体から出血しなかった、、って所か、、、まぁそんな感じだ。」
オレンジ「成程、、、セルリアンの外殻を
使った生体防御か、、、。」
颯真「さて、俺は簡単に死なないぞ?」
オレンジと颯真は時の女神ホーラを止める為に彼女と対峙する!果たして二人の行方は?
次回に続くッ!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~後書き~
新しいスマホで続きを書き始めたから途中、おかしな所があるのかもしれない、、、。
それでもッ!!って方は、、、。
応援宜しくお願いします。
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