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そしてちょうどそのときにね、私、彼氏ができたの。


でもそのせいで私はクラスの女の子から嫌がらせを受けることになってしまった。(彼は人気の先輩で、私のクラスの女の子たちからも絶大な支持を受けていたの。)


でもそんなことは大して気にならなかった。向こうも私を友達だと思っていなかったのでしょうけど、私だって友達だと思っていなかったから。


私の心を砕いたのは、むしろ彼のほうだった。


彼とは順調にいっていたのだけれど、ある日体の関係を求められて、私は嫌だと拒絶した。はじめは冗談半分みたいな感じだったのに、だんだん抵抗すると私を押さえつける手に力が込められて、すごく怖くなった。


やめて!と叫んだけれど、彼はやめてくれなくて、暴れていたらその拍子に、私の手が彼の頬を叩いてしまったの。


そしたら急に、普段はおとなしい彼が、逆上して私の制服の胸ぐらをつかんで怒鳴った。


「従順なのがお前のいいところだろ!普段あんなにいい子ぶってるくせに、こういうときだけ拒否るのか!!」


もういいと思った。

私は顔を覆って泣きながら、行為が終わるまでぎゅっと口をつぐんでいた。





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