第5話 一斉休校措置を巡る混乱

私は第4話で一つの提言をした(参照)


北海道知事に先手を打たれた首相は焦ったのだろうが、ここ1,2週間が勝負期間としたのだから、突とつは許そう。しかし期間が長すぎ、春休みの前倒しとして3月15日まで。終わりを明確にすることが大事。父兄は例年の春休みどうしていたかを思い出して対処できる。3月に学校行事(卒業式・期末テスト)が多い学校現場も3月後半で対処できる。止むを得ず働きに出ないと行けないお母さんで対策がどうしても休みが取れない人の低学年(私は全学年対象でも)の小学生を学校が預かるのはいい案だと思う。医療、介護従事者は必要な措置である。


私はこの期間に企業も5日ほどの休み(土日を入れたら1週間)要請を抱き合わせた。1週間なら連休相当で事後に対応できるだろう。子供を抱えた父兄も大いに助けになる。学校現場で大流行は見られていない。むしろ職場や、会合、通勤等など大人の世界である。本当はこちらの方こそ止めたいのである。壮大な社会的実験とするなら、ぜひ入れて欲しい。

中小企業はそれに準じる。中小商店もこの間は営業成り立たないと休む業種も出て来るだろう。短期間なら耐えられるし、耐えられないところには行政のホローがなされる。


もう一つは、色んな不信の元になっているPCR検査体制の拡充をセット、受診医が必要とした判断としたものは直接民間検査会社にも直接依頼が出来るように。保健適用は大臣の決断ですぐ。この2週間で感染状態、検査能力が明確になってくるだろう。これらは政府の基本方針の中で語られるべきであった。


統一された形で、短期間で徹底し、集中成果をみたい。最悪は、バラバラ、だらだら、いつまで続くのかと思わせることである。武漢1000万人、湖北省5850万人が封鎖されている。この事実を私たちは軽く見てはいけない(最初どこか中国だからと見たのではないか、一番影響を受けるのは人・モノの交流も多く、隣国の日本、韓国である)


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