ふとした事から始まる恋

ぴで

ふとした事で始まる恋

 私は授業中にも関わらずぐっすり寝ていた。


 安眠していたのに誰かに肩を叩かれて、私はビクッとして飛び起きた!


「お昼ご飯!?」


寝ぼけまなこで飛び起きたが周りは静かでお昼ご飯の時間ではなくまだ授業だった。


 肩を叩いたのは先生。さーせん。


 その時となりの男子の高木が私にこう言った。


「ださ」


 その言葉を聞いて私はむかっ腹が立った。


 それは本当のお昼ご飯中も、授業中も、家に帰った後もだ。


 そしてそれは何日も何日も高木の事を考えていた。


 ある日。


 そもそも高木は悪くないのに怒っても仕方ないよな、それにしても私って高木の事ばっか考えてるな。


 そんな事を考えていると、私は高木の事を変に意識しすぎて好きなんじゃないかと考えるようになった。


 勘違いしたらばもう終わり、私は恋に落ち高木の事が好きになっていた。


 んなアホなと思うだろうが意外と恋というのはこんな感じで始まる事を知った。

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