タイムカプセル ~あなたは、私を覚えていますか?~

@S716

プロローグ ~夢~


ふと見上げた先で、目と目が合う。その距離はほぼないに等しい。


不思議と2人-少女と僕-は見つめ合った目を逸らさない。


不意にどちらからともなく、唇を重ねた。

はじめは優しく、そっと。


そして、少し離れた後再び、今度は強く重ねる。


時間が止まったような感覚、まるで夢の世界にいる様だった。


永遠に続けばいいと思った


夢であっても構わないから・・・

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