【ワーテルローの戦いとユダヤマネーと伝書鳩!?ハトのヤツ、意外と人類に大きな影響を与えているじゃないかよ…っ!!】


ハトって8000~7000年くらい前から伝書鳩として使われてきたっぽいぞ。



帰巣本能、つまりお家に帰りたい願望が強いから、どこかに連れていって、手紙をくくりつけて空に話すと自動的にお家に戻ってくれる。



便利だからな。



個体差も大きいが、一日で1000キロメートル移動するハトまでいる。



伝書鳩はメソポタミア文明でも使われて、古代エジプトでは漁師の漁獲量を宣伝したりもしていた。



たくさん獲れたら、市場にその情報がハトにより伝わって、「売りまくれー!!」という感じになっていたわけだ。



フェニキア人とかも使っていたらしいから、世界史の序盤の頃から、ハトさんは人間に使われまくってきた。



古代ローマの頃からは軍事利用されている。



第二次世界大戦でも活躍してるぞ。



アジアの戦線で日本軍が負けちまった要因の小さな一つに、『ジャングル・ジョー』と呼ばれたハトさんがいるとか。



ジャングル・ジョーは密林での情報のやり取りに大きく貢献したらしい。



第二次世界大戦のころ、アメリカ軍のハト部隊は5万4000羽いたそーな。



軍用伝書鳩たちはけっこう活躍している。



撃墜されて不時着しようとしている飛行機から、伝書鳩を放った。



その伝書鳩が基地に戻ったことで、撃墜されたことを知り、捜索隊がすみやかに派遣されるとかな。



最も有名はエピソードは表題にしてあるヤツだろう。



ワーテルローの戦いで戦争上手だったナポレオンは負けちまうんだが。



ロスチャイルドはその情報をロンドンの支店に伝えて、戦勝で爆上げ確定したイギリス国債を他の連中より先に買いまくって大もうけしたんだぞ。



そのおかげもあって、今でもユダヤマネーは世界経済に関与しまくってるな。



最近のロスチャイルドさん家のネタとしては、ドナルド・トランプのフォローかな。



リアルで現役なキングメーカーじゃある……。



なお。



伝書鳩は最近でも盛んではある。



今はもっぱらレースだな。



デジタル管理された足輪をつけて、各地のチェックポイントを通過した時間を観測して競っている。



一億円レベルの賞金もある、人気レースのひとつだな!



著名人にもハトレース好きなヤツはけっこういるようだが。



上海で太極拳を学び、格闘技オタクでもある私としては、ハトといえば彼だ。



そう。



ボクシングの元・世界王者、マイク・タイソンさまだな。



意外かもしれんが、彼はハト大好きおじさんだったりする。



幼少の頃はいじめられっ子だったそうで。



唯一の友だちはハトだったそーな。



そのハトを年上の不良たちにいじめられて、怒って年上の不良たちをボコボコにしたとき、はじめて自分は強いと知ったそーな。



それからはジャイアンと化した。



アメリカのジャイアンはヤンチャ過ぎて、補導された回数の最多人物というアホな記録を持っている。



そんで、少年院送りになるわけだが。



そこで更正プログラムとしてボクシングしてたとき、教官にスゲーのがいる!?と見初められた。



教官の知り合いだった、若い頃から白髪だったりするキャラ立ちまくりのトレーナーに話が伝わる。



トレーナーはもうジジイで引退していたんだが、かつて世界王者を育てたこともある人物だった。



タイソンを見て、ナニコレ!?ってなったんだろーな。



家庭環境が最悪だったタイソンを引き取るよーにして、親身に接して最強のボクサーを育てた。



……年寄りだったから、すぐに死んじまうんだがな。



まあ、そんなマイク・タイソンは日本で試合するとき、練習の途中に立ち寄った公園でハトを見かけると、抱き締めていたそうだ。



飛び立とうとするハトをやさしく両手でキャッチしていたそーな。



……飛び立つ鳥を余裕で捕まえているあたり、超人だよな……。



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