【変な法律!?カナダでは雪男を殺してはいけないし、魔法を使うのも法律で禁止!?オーストラリアのワニは魚だ!?】



法律って自己中心的な動物である我々、人間どもの暮らしをスムーズに機能させるためにあるんだが。



意外とアホな法律も多いぞ。



オーストラリアでは議会が2006年にワニは魚だって決めたしな!



意味不明だろ?



は虫類か両生類かとかならまだしも、ワニをお魚さん認定だぜ。



オーストラリアもけっこう変なトコロある国だよな。



まあ、これは理由がある。



食品管理上の建前であり、ワニをは虫類ではないとどうしても主張したかったわけじゃない。



食肉の管理上のトラブル対策として、ワニは魚肉扱いにされただけだ……。



ちなみに。



ワニ肉って出荷してて日本でも食べれる。



鶏肉の味に近いらしいぞ?



私は食べない。



でも、興味あったらネットで注文しちゃうといい。



さて。



キリスト教圏は契約や法律作りにその他の地域よりも熱心なところがある。



おかしな法律の宝庫としては、北米大陸だな。



法律の数が多いしキリスト教徒の国だらけだから、細かいぞ。



カナダではタイトルの通り、雪男を殺してはならんという法律もあるし。



魔法を使うフリをしてはならない、という刑事罰まである。



雪男はカナダの原住民部族が神聖視しているからだそーな。



侵略者と侵略された者のあいだにある価値観の相違を、法律でどーにか擦り合わせてるわけだな。



魔法禁止は思想的には魔女裁判にまで遡る。



怪しげな行いで人を惑わすべからずってことだな。



変なトラブルを抑止したいのさ。



なんというか。



意外と魔女や悪魔は信じられていたからな。



キリスト教徒は、私たちが思うよりも悪魔崇拝とか好き。



カードゲームとかで悪魔崇拝とか扱うと全国のPTAがダメ出しするレベルだしな…。



悪魔や魔女って、キリスト教徒はそれぐらい重視しているよーだ。



ちなみに。



アメリカは悪魔祓いも多い。



いわゆるエクソシストだな!



ファンタジーとしては面白くて人気なテーマだが、アメリカ全土では車で会いに行ける距離に一人はエクソシストがいるって時代もあった。



40年ぐらい前から、いきなり激増したようだな。



なんでか?



ぶっちゃけ、1973年公開のエクソシストってホラー映画の影響だ。



悪魔に取りつかれた子と、悪魔祓いが戦うんだぞー。



古いが、規制のなかった頃の作品だ。



ガチのグロさや怖さを求めるのなら見るといい。



んで。



このエクソシストが流行ると、全米で自称エクソシストが増えまくった。



カトリックのエクソシストだけじゃなく、白魔術師とかまでな。



白魔術師が何たるかは私は知らん。



カトリックの悪魔祓いは儀式だな。



キリストの御名において悪魔よ出ていけー、ぐらいしか言わない。



地味だぞ。



なお、カトリックもエクソシストの映画のせいで、エクソシスト養成コースが充実した。



それまで、閑職だったっぽい。



まあ、とにかく映画のおかげでスピリチュアルな分野の方々が激増して、悪魔祓いセミナーを行っていた。



医学的には否定的な見解も当然ながら多い。



悪魔に取りつかれて変な精神状態になっているんじゃなくて、うつ病とか精神分裂病とか認知症だったんだろうがな。



フォロアーたちはエクソシストに金を貢いでいた。



悪徳なヤツも大勢いたんだろうが、地味なお祓い業をしていたヤツもいたっぽい。



日本でもお祓いはフツーに行っているから、アメリカが変だと言うことはないだろうな。



あちらさんはセミナー文化が強いから、変なカルトみたいな集団生まれるだけっぽいよーにも見える。



なお。



アメリカではキリスト教保守派が多い地域だと進化論を教えてはならない法案とかもあった。



あるいは地動説を教えるのは禁止とかも。



個人的にはドン引きだが、キリスト教の価値観に反したことは教えるべきじゃない、という考えからだな……。



まあ、笑えるアメリカの謎法律は山ほどある。



州によって法律が違うし、ひょいひょい法律作って変えるから、アホなのが生まれるんだろうな。



雪男を虐待してはいけません!という法もある。



北米大陸は雪男とかビッグフットとか、謎の野人が好きすぎるよなー。



アメリカのアホ法律で楽しげなのは、『日曜日の午後に離婚歴のある女性をパラシュート投下してはならない』かな。



ラノベのタイトルみてーに長いよなー。



謎法律で笑えるな!



これ、適用されたヤツとかいないんじゃないかと思うぞ。



あとは好きな法律は、フランスの『UFOをブドウ畑に着陸させてはいけません』だな!



なかなか、面白いわ。



好きだぞ、こーゆーの!



ちなみに。



マジメな話すると日本の法律ってボリュームが欧米に比べて少なすぎる。



法律の種類は似たよーなもんだが、オプションの差が違うわけだ。



この法律は基本的にこうですよ。



でも、123456のそれぞれの事情によって違います。



みたいなオプションがついてる。



日本の法律はそこが少なくて、選択肢を与える法律というよりは、取り締まるか許可出すだけの法律で大雑把すぎる。



契約宗教の世界の法律みたいに細かすぎるのも個人的にはイヤだが、有意義なオプションに欠く状態というのも窮屈だな。



でも。



台湾が貿易の協定とかに入ってなかった頃のパチモンのゲームとか、ワクワクだけどなー。



ニセマリオとかニセソニックとか。



私は秩序もそこそこ好きだが、混沌も好きだぞ。




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