第21話 笑って生きて行く10
家に帰宅
英士「もう泣かないで風ちゃん…」
涼也「目痛いでしょ?冷やしてみる?冷たかったら言ってね?」
英士.涼也(こんな時にどうしてあげれば良いか分からない…)
(英士の涼也の)想い… 互いの想いは一緒で伝わって来るのに…
風「風おにいちゃんは、スゴい人だったんだね。自分の想いより他の人を優先して… 僕はダメだ。御厨家の子になれて嬉しいって思っちゃったんだもん…」
英士.涼也(もう… この子は…)
英士「風ちゃんだって、自分の事より風お兄ちゃんの事想って…」
涼也「偉いね風ちゃん… 風お兄ちゃんの事を想ってくれてありがとう」
一緒の想い…
英士.涼也「風ちゃんが居なくなったら生きて行けない…」
風「エイシにぃ?リョウにぃ?」
英士.涼也「風ちゃん… にぃ達を嫌いにならないで…」
嫌いになる訳ないじゃん… その言葉を言おうとしたのに… 僕の右側にエイシにぃ、左側にリョウにぃが…
(んっ…)
キス?
英士「ゴメン風ちゃん…」
涼也「ゴメンね風ちゃん…」
風ちゃんを失ったら… にぃ達は… 身体の1部を失う感覚?
そんなの耐えられ無いよ… 愛しているから…
英士「愛している。風ちゃん」
涼也「愛しているよ。風ちゃん」
風『笑って生きて行ってね』
うん
風ちゃん
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