第4話 信じらんねぇよ2

 そう言うと『帰る』と彼女。 親の迎えはいらないと言う。けどさ外は深々とまた降ってきたし。冬の夕方は日射しも早々に…寒っむいしさ。


倫「頼む、お願いできるか?」


 そういった源本さん表情が… そりゃ心配だろうな…


「俺引き受けた…あの話」


倫「そっか…」


 交番を飛び出すと


男性「よ!待てよ。」


風果「イヤです!」


男性「ご挨拶だな送ってやる源本さん命令。」


風果「何なの…さっきから、オマエばかだ何だって…」


男性「オマエも何なの?!」


 暫く睨み合いを続けていたら


 フイに


風果「やっぱり泣き寝入りは悔しい…!」


 オイオイだから送るつってんだろう?その後送るというよりも数歩俺が後ろを歩く…見守る。そして彼女もそれ以上何も言ってこないで…男の俺でもこの寒さと暗さとシンと静まり返った…


 …静かに雪が降る感じ?


 怖いよな…きっと怖いから俺が付いて歩くのOK出したんだろう?


 それにしても…信じれない…


男性「あ、俺御厨涼也(みくりや.りょうや)!宜しく!」

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