第19話 子供達の遊び心
リョウside
リョウ「『俺は目立ちたいんだろ』って言う子供だったな。で、冴多さんは『ねえ、ブルー可哀想』って泣くタイプ(笑)」
風華「そうなんですか?『ブルーやった!』翌日のテレビで健ちゃんの中で解決してたのに。園に残ってた女の子達三人が…知抄ちゃんがナゼ?って顔しながら『治ったのに負けるって』萌ちゃんは呆れたって感じで『治ったからいつもの猫パンチ?』留めは鈴奈ちゃんが『昨日は特別パワー貰ったのに使い方知らなかったのかも』…話大きくして…」
御厨さんは、私の拙い話を多分…面白いという感じで聞いて下さって。つい、何時もより饒舌に…
風華「大人は、直ぐ想像出来る範囲内の理由とか考えるのに子供は…年長の子供達も分かり掛けて…なのに色々な理由を考え出して遊んでる。年長の男の子達は小さい子達にせがまれて、ヒーローゴッコ『やーだーよー』とか言いながらすぐ負ける敵キャラをしてあげて…可能性を伸ばすのも、助けてのサインを察するのが大人の役目なのに…」
リョウ「そうだね…幸せだ子供達。俺ね、老舗旅館の次男坊でさ兄…長男優遇の空気が…独立したい…チャンスだ?とか考えた結果がさ…」
家を出て、今の状況を話て下さった御厨さん。前に冴多さんに少し聞いだけど…『大変でしたね?』や…『間違えた選択でしたね?』『大人の都合で子供の事を振り回さないで!』…とか、感じたり、思ったりしたけど…何も言えないでいると
リョウ「ふうちゃん?大丈夫?には見えないな…今の話からして大人の都合で子供を振り回すな!が近んじゃない?」
(何で?)
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