第18話 前に進む為には良いと思うよ!2
ディナー迄時間あるし、ふうちゃんにもう少し話いい?と聞くと、少し瞳を揺らしながら
風華「はい」
と、他の皆に悪いと断ると『大丈夫です!』の返事…『困ります!』とかないの?俺リーダーとして頼りない?今度確かめよ事務室に来て貰って
リョウ「時間大丈夫?無理して無い?何かあった?」
もう、ここの仕事と本来の仕事、体調の事、諸々ゴッチャに聞いちゃってさ、不安や焦燥感色々…だったのかな?
風華「御厨さん、子供達の発想力、想像力色々な考え方面白いですよね?」
児童指導員をしているふうちゃん。初めてだこんな長く話したり…話してくれたの…
だからかな?俺も素直に自分の事話せたのかも…
風華「…で、園に帰っていつも大人しい愛実ちゃんが『お腹痛くて早くおトイレ行きたかったのよ?』って最高ですよね?」
ヒーローショーでの事が引っ掛かっているタケくんに、そう答えたマナミちゃん。理由が『学校で先生の話さ長くて…その時だけは力が、大きな声でるの』だそう
風華「『いつもすぐまけるのに…カジバのばか力?そっかあ!』って健ちゃん素直に…『目立ちたいんだろ』って色々理解し初めてる玲くん『夢をこわすなよ』って言ってた拓くん『えー腹いたぁ?頭いただよー』『頭痛じゃ早く動けないし』『腹痛もダメじゃん?』颯汰くんに奏汰くんが返して…」
タケくんにとってのいつもの事が、いつもと違って混乱してるのを
風華「…大人はだいたいの理由を決め付けてしまいがちなのに…子供同士はあたかもそれが正解?イヤ違う!こうでしょ?みたいに盛り上がったんですよ!』
って笑顔の中に後悔の表情を滲ませて
リョウ「俺は『目立ちたいんだろ』って言う子供だったな。で冴多さんは『ねえ、ブルー可哀想』って泣くタイプ』
ふうちゃんに俺の話を聞いて欲しくて
そしたら他の事も話易いでしょ?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます