第5話 貴女が気になるのは… 

リョウside

 


 (土)0:40過ぎ

 

 俺は、今の仕事が好きなの…


 (家に帰りたくない)


 で冴多さんのウチに…今日も9:00から仕事なのに…


リョウ「冴多さんゴメン」


心紀「大丈夫!リョウはオーナーシェフじゃん?11:30迄にさ来れば良いよ!」


リョウ「帰りたくない…てか、開店時間に出勤はなくない?いくらなんでも」


心紀「だよね!ウチ泊まれば?」


リョウ「最近毎日泊まってるし…冴多さん、何処までお人好しなのよ?あのさ…昼間はゴメン」


心紀「何が?リョウとふうちゃんに感謝してんの親父も前の職場でも同じ事さ…俺が客なら賞味期限切れ寸前とかさ無いよね…『整理しろ』理解しよう、確認しようの姿勢や改善が見られない奴クビ当たり前だよ、一緒に店をってさ拾ってくれてありがとうなの」


リョウ「マジお人好しだよね?」


 からかい口調で言ったのにさ、真面目にさ…アドバイス迄さ


心紀「リョウは間違えたかしれないけど勝てるよ!勝って欲しい!才能あるんだしさ、英士(えいし)さんかな?倫(りん)ちゃん?」


リョウ「倫くんは探偵だし山乃(やまの)さんは弁護士よ?どっちだろ?」


心紀「分かんないよ!二人に聞けば?」


リョウ「アハハ!」


 若干キレ気味の冴多さん何時もありがとうって思ってんの…言わないけど…褒めると調子に乗るから…じゃなくて俺が天の邪鬼だから


 

 





 








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