第1章 簡単な自己紹介

裕樹side


俺の名前は長野裕樹。この地域では有名な「Yuu」の代表取締役をしている。

大学を卒業をして直ぐに会社を立ち上げ1年も経たずに大きくなったのだ。

そんな俺には年の離れた可愛い妹がいる。


名前は結夏。まだ3歳になったばかりの女の子。

何故俺が育ててるかって?俺の親が仕事の関係で海外に行ってしまい幼い妹を連れて行けないという事になった。

結夏も俺によく懐いてたし会社を立ちあげるきっかけにもなったから実は感謝してる。

企業内に保育園もあるし普段はそこに通わせながら保育園が終わった後は俺がいる社長室で過ごしてるのだ。


大きな会社とはいえ社員は俺の同級生や信頼してる大学時代の先輩ばかり。

大学生のバイトもいるけど皆真面目で一生懸命働いてくれてる。


「にぃに、ありくんが呼んでる。」

「有原が?ありがとう。ここで大人しくしてられる?」

「うん。」

「直ぐに戻ってくるから待っててね。」

「はーい。」


結夏は社員の人をあだ名で読んでる。皆それを許してくれてる。

まぁ他の皆も可愛くて堪らず時間を見つけては遊んでくれてるからな。

あり君とは俺の幼馴染で一緒に会社を立ち上げた1人。


「あ、長野。今度の会議についてなんだけど。」

「あー次の企画について話し合うんだっけ?」

「そうそう。それで資料はこれにするつもりなんだけど見てもらっていいか?」

「分かった。結夏を1人にしてるから社長室で確認してもいいか?」

「勿論。出来たら一言声掛けてくれたらいいから。」

「ありがとう。」


有原からUSBを受け取り社長室に帰った。

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