120話 【智の恋】

やぁ、智だ! 俺の回の前に休み入れすぎだろ。(おまたせしてすみません!体調治りましたby作者)まぁ、体調が悪かったらしいから許すけどな。体調管理しっかりしろよ!(はい!by作者)


作者を責めている俺ですが、そんな俺も先日大風邪を引いておりました。彼女である美咲さんが看病してくれたんですけどね! 今日はそんな美咲さんも働くバイト先にバイト復帰です!

「お疲れ様でーす」

「お、智くん。体調は大丈夫かい?」

こちらあまり登場しないので影が薄いですが、店長です。

「はい、もうめっちゃ元気ですか! この間はすみませんでした。今日からまたよろしくお願いします!」

「いいよ、いいよ。智くんにはよく働いてもらってるし、体調悪い時は無理しないでくれるのがありがたいよ」

「店長〜! 優しいー!」

影は薄いけど。

「あはは、ありがとな。病み上がりだろうけど、今日も頑張ってー!」

「はーい」

よーし、働くかー!

「あ、智くんお疲れ様」

おぉ、美咲さん! 俺の元気の源〜!

「お疲れ様! この間はありがとう!」

「いいのいいの〜。元気になったみたいでよかった」

「美咲さんのおかげです!!」

「うふふ、ありがと」

「いや、俺がありがとう!!」

「2人ともイチャイチャしてないで仕事…してね?」

「す、すみません」

「あはは、店長ごめんなさーい! 頑張ります!」


病み上がりといっても、もう元気だし活躍しちゃってんな〜俺。

「ありがとうございましたー!」

バイトは働いてるって言っても何となく好きなんだよな〜。まぁ、美咲さんもいるし! 美咲さんとシフト違う日も頑張ってるけどね?

「いらっしゃいませー!」

バイトの先輩にも後輩にも恵まれてるから楽しいんだろうな〜。


「お疲れ様!」

「あ、美咲さん。お疲れ様〜!」

なめてたけど、病み上がり感あったのかな。いつもより疲れたー!

「美咲さんこの後用事ある?」

「あー、ごめんね。今日は予定あるんだ〜」

「そっか、了解!」

「智くん疲れてるみたいだし、ゆっくり休んでね?」

バレてるー…! 美咲さんすげぇ。

「バレたか〜、ちゃんと休む!」

「じゃあ気をつけてね、また」

「うん! 美咲さんも気をつけて帰ってね〜、またねー!」

手振ってんのかわいい〜。

「美咲さんって呼び始めたのな」

「…おぉ、店長! いたん…」

「いたよ、“美咲さんこの後用事ある?” キラーンってとこからね」

「キラーンって…、びっくりしたー」

「いいね〜、青春。美咲さんおめでとう記念にこれあげるよ」

「美咲さんおめでとう記念って…。あ、ありがとうございます」

栄養ドリンク…。

「疲れてまた体調崩すなよ〜、またバイトの日に会おうな〜」

ちょっとした優しさがイケメンすぎる…! 見習おう。

「ありがとうございます!」

「はーい、またね」


店長、何で彼女いないんすか!(余計なお世話だ!by店長)

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