第20話

 元気になったので、今日からまたいつもの変わらない日々。

「ふーくん! 先生が呼んでたよ〜」

おっと、いつもの変わらない日々ではなかったかも…?

「まじか、行ってくるわ」

「何したの〜、怒られろー!」

「いや、何もしてねぇわ!」

笑っているさくらを残して俺は職員室へ。


「お、相澤。呼び出して悪いな。新しい校長がクラス会ってのを提案してくれてやることになったんだ。それで、生徒数人と担任で進めないといけないんだが、相澤手伝ってくれないか? 一緒にやるやつは相澤が決めていいから」

クラス会…? 何だそれ、楽しそうだけどな…。

「えっとー。何するやつっすか? あと、何で俺?」

「あー、まぁやることはクラスごとに決めていいんだが、クラスの仲を深められるもので教室か体育館でできるものがいいらしい。体育館は他のクラスとも取り合いになりそうだが、まぁ楽しいことは間違いないだろうな」

うわぁ、けっこう盛大にやるやつかー

「相澤を選んだのは、クラスの色んな人と話せるところと明るさ、リーダーシップが企画に向いていると思ったからだ。やってくれるか?」

「うーん。大変そうですよね…。でも、先生が俺にって言ってくれて嬉しいんでやらせてもらいます! 仲間集めときますけど、何人くらいですか?」

「男女いてほしくて、5人くらいいるといいな。少なくとも3人、多くても6人でお願いしたいな。よろしく頼む」


よっしゃ、頑張るぞ!

*ここから数話は内容が続きます。ご了承下さい!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る