2020年4月10日
昨日、ついに完結を見たと思ったこの観察日記だが、またちょっと信じられないことが起きたのでこうして続きを記すことにする。例の『ダザイ』が死んでからも、私は故意にこの作品を『連載中』にしておいたのだ。というのも、最初に『ダザイ』が死んだ時にすでに一度『完結』宣言をSNSを通してしたことがあるのだが、なんとその翌日に『ダザイ』がまた復活してきたのを見つけてしまい、今回もまたそういったことが起こるのではないかと期待して待っていたからである。まぁ、その放置している間に『ダザイ』のこともこのエッセイの存在も忘れつつあったのだが。ともあれ、もう今度こそは復活してこないだろうと、急に思い立ってこの作品を『完結』とした旨をSNSで伝えたのが昨夜である。ところが、である。またいたのだ。『ダザイ』、もとい例の小さな甲虫である。同じ奴なのだ。PCの側をのうのうと這っていたのだ。私は今回ばかりは何だか恐ろしくなった。なぜこうも何度も同じ虫が現れるのだ。もう現れないだろうと思った時に限って出現するのはなぜだ。私の思いが具現化しているとでもいうのか? この部屋ではそれが可能なのか? これはもう少し観察を続ける必要がありそうである。
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