【長編】竜神エイリスと辺境の守り人

 こちらの作品をお読み頂き、もしくは興味を持っていただき、ありがとうございました。


【あらすじ】

エイリスは、大切なものと引き換えに願いを叶える力と与える竜神。

ある日、霊山に一人の青年が登って来た。全てを奪った裏切り者への復讐心を抱きながら頂上へとたどり着いた彼に、エイリスは練習した『我キャラ』でノリノリに対応する。


「お前は願いを叶えるため、代償として何を我に捧げる?」

「願いの代償に捧げるもの。それは――」


トンデモないモノを捧げられた竜神エイリスと訳アリ青年デアグラフが出会い、互いの罪と過去を向き合い、やがて世界を変える物語。


https://kakuyomu.jp/works/16816700427609670727

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 「目覚めたら~」が完結し、ちょこちょこ短編を書いていた後に初めて書いた長編。


 元々は、これも息抜き短編として書いていたものだったので、出落ち感半端ない(;´∀`)

 その後、エブリスタのコンテスト用に出すために、長編として執筆し始めたのがきっかけになります。コンテストは残念ながら(^_^;)でしたが。


 個人的には、デアグラフを書くとき、前作長編のキャラを引きずっていたので、めちゃくちゃしんどかったです。

 気が付くとキャラ被りしそうで。といいつつも、私も同じような男女共に同じようなキャラクターしかかけねえなぁ、と最近限界みたいなのも感じてます(涙)


 本編についても、ちょっと触れておこうかな。

 他の投稿サイトではあとがきはつけてないので、語るところはここぐらいしかないので。


 元々はさっきも書いたように、息抜き短編として考えてました。多分、エイリスが自由になるところで終わってる感じだったと思う。

 でも長編作品の数を増やしたかったこともあり、10万字まで膨らませてみました!


 当初の案としては、後半はざまぁ要素を入れようと考えてて、デアグラフには婚約者がいて、彼女が彼の親友と浮気してて、二人がくっつきたいがためにデアグラフを陥れた、って感じでした。

 まあ実際仕上がったのは、ざまぁの欠片も感じられないような内容でしたが(;´∀`)


 後は途中で魔獣化した犬っぽい生物の赤ちゃんを拾い、そいつを育てる話なんかも考えてました。モフモフ要素(笑)が、文字数の関係で断念。

 最後の方で、魔獣渡りの危機の際に普通の犬サイズだったペットの魔獣が覚醒し、巨大な成獣化してエイリスを守るっていう熱い展開も考えてたのですけどねー(^▽^;)


 この物語の最大の拗らせキャラ、ルブライトとマイラは、初稿段階では実の兄妹設定でした。個人的には、こっちの設定の方がよりルブライトの異常性が分かるなーと思っているのですが、絶対にブクマ剥げるな(笑)と思い、血のつながらない設定に変えました。

 多分、血のつながらない説明が不自然な感じで入っているので、ここで二人の関係性がばれているんじゃないかなーとか思ったり。


 終盤、エイリスがルブライトに刺されますが、初稿段階では、この傷のせいで封印されていた力が暴走しそうになり、自身を捧げてデアグラフに魔獣を消滅させるように願うように言った、って感じでした。


 ただこれだと、また力が暴走するせいで、仕方なく自身が消滅する選択肢をとった、てなっちゃいますよね。個人的にはそう言うの関係なく、危機を乗り越えるため、そして罪を償う為、エイリス自身が選択した、としたかったので、刺されて傷ついたけど致命傷じゃないよ!っていう中途半端な結果になりました(笑)


 刺されるシーンをカットしても良かったのですが、そうなるとどうやってルブライトに聖剣盗ませよ……問題もあったし(^_^;)


 まあいいか。


 正直、この作品には色々と思うところがありました。

 自分の未熟な点とか、苦手な部分とか、10万字におさめる難しさとか。


 なので10月一杯には非公開予定です。


 ということで、ここまで読み進めて頂いてありがとうございました♪

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