桜色の季節へ
一ノ瀬 彩音
第1話 恋の始まり
私事、
今、季節は春でとても暖かい陽気です。
本当に過ごしやすくて嬉しい季節です。
私は今、某高校に向かっている途中で本当に桜がよく咲いてて
綺麗だなって思います。
某高校に到着すると私は下駄箱まで行くのですけど、下駄箱を
開けると一通のお手紙があります。
差出人を見ようとお手紙の裏を見るけれども、差出人が書いてない。
これはどういう事なのかなって考えるのですけど、それでも私は気になるので
後でお手紙を読む事にします。
私は革靴から上履きに履き替えるとそのまま自分のクラスである教室に行くのでした。
教室に向かうとクラスメイトから挨拶された私は挨拶するのです。
教室に到着した私は自分の席に向かって自分の席に座ると鞄を机の横にかけて置くのでした。
しばらくするとチャイムが鳴って授業業が始まります。
午前の授業が始まると私も他の生徒も真剣に取り組んでいるのでした。
それから一限目、二時限目、三時限目と授業が終わるとお昼休みでみんな昼食のお時間です。
私は鞄からお弁当を机の上に置くとお弁当箱を開けて昼食をとるのです。
少しゆっくりとお時間をかけて昼食をとる私は食べ終わるとお弁当箱を鞄の中に
片付けて先程のお手紙を読む事にします。
綺麗な字ですごく丁寧に書かれてあるお手紙です。
しかも放課後、校舎裏で待ってますとしか書かれてません。
差出人も不明なお手紙ですけど、私は気になるので放課後に校舎裏に行きます。
そんな事を考えていると午後の授業が始まるチャイムが鳴るのでした。
それから午後の授業が始まってしばらくすると午後の授業も終わって放課後になります。
放課後になる私は鞄と先程のお手紙を持って校舎裏に行きます。
校舎裏に行きますと特に誰も居ません。
私はこのお手紙が悪戯だと思って帰ろうとしている時、後ろから声をかけられるのでした。
「あの、すいません」
私は振り返るとそこには女性が立っているのでした。
「私に何か用ですか?」
「はい」
「どんな用ですか?」
「来てくれてありがとうございます」
「ありがとうございますってどういう事?」
「貴方にお手紙出したのは私です」
随分と可愛らしい女の子でしかも黒のタイツを履いているのです。
そんな事よりお手紙を出した経緯を聞かないといけないです。
「どうして私のお手紙を?」
「貴方の事が大好きなんですっ」
「いきなりそう言われても困るよ」
「お願いします、貴方の事が大好きなんです」
私はこの子の事もぜんぜん知らないし、面識もございません。
「お名前を聞いてもいい?」
「はい」
「私のお名前は
「私と同い年じゃないの」
「そうなんですね」
「私の事が大好きって事は恋人になりたいの?」
「はい、ダメですか?」
「ダメって言うより困るの」
「貴方の事が大好きで大好きで堪らないの」
「そう言われても困るの」
「どうしてですか? こんなにアピールしているのに」
「ごめんなさい、諦めてね」
「はぁっ、せっかくこっちが告白してるのに拒否するとかさ
おかしいだろっ」
「皆瀬さん?」
「おいっ、私と恋人になりやがれっ」
「何ですか、そのお誘いは失礼じゃないの」
「うるせえな、私は貴方の事が大好きなんだよ」
「ごめんなさい、私は帰ります」
私は帰ろうとする時、皆瀬さんが強引に私にキスしてくるのでした。
「何するんですか、しかもファーストキスだったのに」
「そうだったのか、ファーストキス奪えて嬉しいな」
「ひ、酷いじゃないの」
「アッハッハッハ」
「何が可笑しいのですか」
「キスされたくらいで赤面しちゃってさ、だらしない女」
「よくもそんな事を!!」
私は頭にきたので告白を受け入れようとします。
「皆瀬さんの恋人になってあげますっ!!」
「ありがとう」
「私のお名前は百瀬奈美」
「良いお名前ね」
「ふんっ」
私と皆瀬さんは正式に恋人になるのでした。
恋人となると二人はしっかりと恋人らしい事をしているのです。
平日は学校があるのでデート出来ないけれど、土日や祝日などは
お会いしてデートしているのでした。
それに双方の家に遊びに行って楽しく過ごしている日もあります。
後はもちろん恋人ですので人目がいない所でキスしているのです。
キスすると本当に恋人同士なんだって言うのがよくわかります。
こうして皆瀬さんと恋人として過ごしていると本当に楽しい毎日です。
毎日が飽きなくて退屈しないから本当に感謝しているのです。
これからも二人は恋人同士としてお付き合いしていく事でしょう。
私と皆瀬さんは赤い糸で結ばれているのでした。
桜色の季節へ 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019
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